最近もっぱらブリリアント・グリーンの
ベスト盤を愛聴している。
売れ線となったヒットシングルも良いんだけど、初期の英語詞で勝負してた時期の感じが好きなんだな。
具体的に言うと、大ヒットした
There will be love there-愛のある場所-
(3rd シングル)以前のやつ。
んで今回紹介するのは、その前にあたる
2nd シングル曲だ。
まず上記の通り英語詞で、ヒットしてない。
正直このベスト盤買うまで知らなかった。
けど聴いてみて思ったのはバンドの無敵感。
勢いのまま初期衝動で突っ走るような
無敵感ではなく「この音楽で勝負する」
って気負いがある。
それはギターとボーカルに宿っている。
導入はアコースティックギターだけど、
曲中に終始出てくるエレキギターの音が
作り込まれてて、歌の世界観を演出している。
とにかく音が素晴らしく良い。
そしてボーカル川瀬智子の歌。
感情込める部分と、あえて抑揚付けないで
歌う部分の塩梅が最高なんだ。
このテイストで行くんだ!!って様が
音楽から見えるし、やりたい音楽なんだろう。
けど、ヒットせずに次の日本語詞の歌で
一役スターダムに駆け上がっていく。
バンドって面白いね。
[AL/complete single collection 収録]