自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

Angel/Ken Yokoyama


3日前にレビューのJam fuzz KIDと一緒に聴きたくなったKENサンの一曲。

若手とベテランって構図かもしれないけど、やってる音楽というかマインドは若手バンドと変わらないKENサンを持ち上げたい。

ギターメーカーGretschとのシグネーチャーモデルやってるKENサンが出てるCMで使われていた一曲。

まずイントロ部分のギターリフが、良い意味で不安定さを感じる音程。
それに疾走感もしっかり残すKENサンのセンスが良いんだ。

メロはなんかすごく前向きな印象で、
「Angel=天使」をポジティブに歌ってるんだろな。

サビ終わりの♪Ya ya ya ya~が好き。

コーラスに任せて自分は引く部分あったり、2回目のBメロをアレンジして単調な展開にしない部分とかやっぱ曲作りが好きなんだなってのが伺える。

そして最後には大サビを持ってくる。

前述のJam Fuzz KIDの曲でもレビューしたような曲展開があるんだ。

オレのツボを突いてくるわ。

最高なベテランだ。

[AL/4WEELS 5LIVES 収録]

Nightwalker/Jam Fuzz KID


ストレートで明快なロックナンバー

、、じゃない!!!

作り込まれたセンスが光るバンドの
Jam Fuzz KIDの一曲。

・今村 力(Vo)
・浅井 龍(Gt)
ヤマザキタイキ(Gt)
・John S.Kobatake(Ba)

今回紹介する曲を初めて聴いた時の感想の推移。

「勢いある感じのギターロックか」
「あれ?このイントロの後半上手いな」
「歌詞は英語か」
「ボーカル声いいな」
「ん?何だ今のBメロ」
「サビのコーラス入れるタイミング良き」
「サビ終わりの落ちる感じツボだわ」
「最後に、もう一展開するんかい」
「うわ、もう一回聴こ〜〜」ってな感じ。

とにかく単調じゃないのはメロの構成。

2回目のAメロはエフェクト強めにしてて、
まさかの好きなBメロに至っては、同じのを使わず新たなBメロを入れている。
この手法は最高にツボだわ。

そして、ゾクっとさせる部分を要所に散りばめているんだ。

MVに歌詞を流すのは定番だけど、英語のフォントを変えながらっての良いね。
手書きっぽいデザインのがカッコいい。

とにかくロックって最高だなって一曲。

[Sg/BOYS 収録]

Keep on trying/iri


久々のiriレビューで。

福島市内の県営あづま総合運動公園
球場で、去年くらいから開催されている
音楽フェス『LIVE AZUMA』が先月あって、そのラインナップにiriの名前があった。

iriの次のアクトがSTUTSでアツかったんだけど、一人でフェスってのに躊躇してしまって行かなかったのを後悔してる。

一度生歌で堪能したいと常々思ってるiri

この素晴らしいアルバムの楽曲群の中で、
出だしNo.1は間違いなく今回の一曲だろう。

♪OK, Keep on trying

この歌い出しにiriのカッコよさが凝縮してると思う。

中性的な声と、耳に残るメロの高低差。
Keep on tryingって曲題の前にOK,を入れる演出。
これがあるのと無いのじゃ全然変わる。

一発で魅了されるんだ。

一転、キー高めの歌唱部分とその中で鳴るギターフレーズの不安定さがツボ。

ラップパートになっても時折見せる、
メロと英語の部分が印象的で、それこそiriの真骨頂かと。

もっと広く支持されていいと思うアーティストの一人なんだよな〜iriは。

[AL/Shade 収録]

Rhythm Bandit/Junior Senior


とにかく楽しい音楽を提供してくれていたデンマーク出身のJunior Senior

・Jesper Mortensen (Junior)細男
・Jeppe Laursen (Senior)ヒゲ

パッと見、友達にならなそうな2人組。

活動10年くらいで2008年に解散。
世界的にヒット飛ばしてたんだけどな。

勝手にデンマークRIP SLYMEだと思っている。

試聴してくれたら、そう思ってくれるハズ。

ブレイクビーツを主体としながら、より
追求されたPOPさを感じるんだ。

とにかくいろんな音が入ってるんだけど、やっぱ一番は歌唱部分がフューチャーされるような仕上がりになっている。

特に思うのはコーラスの重ね方で、すごく楽しさを演出しているんだ。
それのタイミングとかで。

「Bandit‼︎」って言葉の響きも良き。

リリースから20年近く経ってるけど、
やっぱ楽しい一曲だわ。

[AL/We Love Junior Senior 収録]

不安時間/peanut butters


音楽コンポーザーのニシハラ氏のソロプロジェクトであるpeanut buttersが新譜をリリースした。

前作のボーカル紺野メイが脱退して、なんか残念だったから、少しpeanut buttersから遠ざかってた自分。

ただアルバム出るなら一応チェックしてみよか〜〜くらいの気持ちでリード曲を聴いた。

おーー!いいじゃん!!

まず、イントロのギターでpeanut buttersだとわかる節があるのが良い。
ニシハラ氏"らしさ"を確立してるね。
このギターのフレーズを多用するあたりも。

ボーカルに迎えた穂ノ佳の声も良き。
どうやらSNSで見つけたらしいね。
正統派じゃない透明感を感じる歌声。

しかしこの曲、、サビが無い。
なのに全然満足できちゃってる。
不思議な感覚。

歌唱はAメロとBメロだけなんだ。
ん?このAメロがサビなのか??
解釈によっては、イントロから多用する
ギターフレーズをサビとも捉えられる。

面白いね。

こんなにPOPに『不安時間』を表現できるんか。

これもニシハラ氏"らしさ"か。

[AL/peanut butters Ⅱ 収録]

cheap happiness/HOLiDAYS


久々にホリデイズを聴いた。
1stと2nd ALを続けて聴いた。

やっぱ好きだったわ。。

なんかオレの2000年代が肯定された気さえして……要はエモかったんだ。

今回は1stからの一曲だけど、とにかくこの2つのアルバムは音の違いが明確。

それもそのハズ、2ndのエンジニアは
Curva Nordの及川さんだもんね。
この人の仕事にハズレ無し!!

ただね、それに比べてチープさがある
1stも良いんだよな〜
よりメロディが引き立つようで。

今回のレビューする曲はミディアムバラードっぽいテイストで、ゆっくりしたホリデイズを堪能できる。

Aメロから抑揚がすごくあって、入りとしての部分がまず特徴的で、そこからコーラスが入ってきて、よりメロを活かす様相になっていく。

力強さはあるんだけど、なんか切なさも感じるから掴まれるんだな。

そこから満を持して大サビになっていく。
これまでは布石だったのかってくらいに
前向きな印象になる。
構成が秀逸なんだ。

フル尺の試聴無いのが残念だけど、
通して聴いてほしい一曲だな〜〜

[AL/Opening Address 収録]

Cheap Happiness

Cheap Happiness

  • HOLiDAYS
  • J-Pop
  • ¥255