自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

The Launch/アルマゲドン


ムショーに映画『アルマゲドン』を見たくなって、Amazon Prime加入。

ネタバレ気にすることのない1998年作品。
洋画で泣けたってのが、最初で最後かも。

音楽的には主題歌であるエアロスミス
I Don't Want To Miss A Thingが有名

確かに名曲だと思うけど、やっぱオレの中でアルマゲドンといったら、今回レビューするBGMなんだな〜

屈強な採掘のプロ集団が宇宙飛行士の訓練を受けて、いざスペースシャトルで宇宙へ飛び立つシーン。

アメリカ大統領が自分の職責を離れて、
いち人間として地球上の人に語りかけながら、彼らの成功を祈るんだよ。

その壮大な音楽が最高に期待感を増幅させてくれている。

最初は丁寧なシンセサイザーでメロを流して、そこからストリングスを入れて一気に雰囲気を作る。
そして最後にギターを加えて、音が広がってクライマックスを迎える。
この徐々に迫り上がっていくのが、たまらん。

ハリーは最高の男よ!!

[AL/ARMAGEDDON THE ALBUM 収録]

Someday feat.Mari Mizuno/FreeTEMPO


DJ半沢武志のソロプロジェクトである
FreeTEMPOがずっと好きな自分。

当サイトでも何回かレビューした事あるし、好きな音楽群に彩りを加えてくれた。

だからこそ、2011年の活動休止はショックだった。

半沢武志の活動をチェックしても、なかなか情報が無い日々が続いていたけど、
まさかの最近チェックしたら、何やら知らないCDジャケットが飛び込んで来た。

「新譜⁇しかも2021年に!!」

活動休止中に、一年で一曲を作るという
作業をしていたみたいだ。ひゃーー

マジで3年間も知らなかった。
アンテナ張っとけよ、俺!!

全く試聴せずに速攻でCD購入。

正にFreeTEMPOらしい作品だった。

インストもあるけど、やっぱ歌モノが好きなんだな。

そして、ここまで"歌"に特化した曲も新しいって思ったのが今回の一曲。

ゲストボーカルに迎えたのはparis matchミズノマリ氏。

澄んでいてなお、円熟味のある歌声。

普遍的な言葉が連なっていく歌詞を、
丁寧に歌い上げていく。

Bメロでのストリングスの音を聴いて、
やっぱFreeTEMPOだなって思えた。

綺麗な曲ってイメージを保ったままいると、中盤からメインがコーラスになる。

このメインボーカルが主張しない部分に鳥肌が立った。
綺麗さに儚さをプラスしている。
なんじゃこれは??

マジで音楽の世界観だけに没頭できる。
やっぱスゲーわFreeTEMPOは。

今んトコ、2024年No.1ソングだ。

[AL/Sekai 収録]

ファミスタBGM/8bit boys


どの時代にも普遍的に存在する事、それは

『仲間とのバンド演奏は楽しい』

間違いない。

それを思い出させてくれたのが8bit boysだ。

たまたまYouTubeで知ったんだけど、
多分boysではなくオジサン4人組。

カバーに特化していて、それがまさかの
ファミスタBGM』だったんだ。
多分みんなファミコン世代かな。
野球ゲームBGMならダントツでNo.1と
言える認知度の曲。2位が無いくらいに。

「これカバーするかねー」って面白さがあるね。

しかも厳密に言うとBGMではなく、
プレイシーンをバンドで表現してるんだ。
だから、ピッチャーの投球音とかもギターで表してたりする。

裏表チェンジのシーン、チャンスシーン、これぞファミスタって音が満載なんだ。

もちろん卓越した技術があるから出来るんだな。

何より当人達が楽しそう。
この後みんなで飲み会するのかな?とか
想像してしまう。

とは言え自分は『燃えろプロ野球』派だったから、正直ファミスタはあんまやってないんだけど。

April/SPEED


なんか最近SPEEDが再熱してる。
世間が、じゃなく自分の中だけで。

SPEED聴くと、やっぱ創成期から見てたからかグッとくるものがあるんだな。

MDにオリジナルMix作って聴いてたけど、CDは後期に出た当Best盤だけで十分なくらい素晴らしい選曲群。

そして、もう少しで3月に入る卒業シーズン。と言えばSPEEDの卒業定番曲の↓

my graduation

my graduation

  • SPEED
  • J-Pop
  • ¥255
これに匹敵する名曲が今回紹介したい一曲で、Best盤のみ収録されているんだ。

シングルリリースしてたら売れたろうな〜

ピアノのイントロがまず優しくて、物憂げな気持ちになった中での島袋寛子のワンフレーズ

♪桜舞い散る春の〜

この歌い出しでもう十分なくらい素晴らしい歌。

一転サビでは前向きな印象になって、
春の訪れをメロで表現している。

いろんな事あった学校での出来事を、全て肯定してくれるような卒業であれ。

[AL/SPEED THE MEMORIAL BEST 1335days Dear Friends 2 収録]

Luv (sic)/Nujabes


今日2月26日は没後14年となるNujabesの命日だ。

まだこの人が生きてたら?
音楽活動を続けていたら?

そんな事をたまに考えてしまうほど、
自分の人生の中に存在してるNujabes

彼のインタビューとかマジで少なくて、
それもNujabesらしいと思っていたら、
半年くらい前に2020年のネット記事を発見した。
https://www.arban-mag.com/article/55056
それはNujabesの周りの方々への取材から、90年代から亡くなるまでを紐解くような内容で食い入るように読んだ。

そこには自分がNujabesを知るキッカケとなったLuv (sic)シリーズの話もあった。

今回は6作まであるLuv (sic)の一作目を
レビューしたい。

実際自分はPt.3から入ったから、正直
Pt.1は思い入れが少なかった。

けど、上記の記事を読んでやっぱり一作目のこれが無かったら続かなかったという現実を目の当たりにして、改めて聴き直すと沁みたんだな。

『音楽の女神への手紙』というテーマながら、少し緊張感のあるトラックだと感じた。
優しさだけじゃなかったんだな。

そこが一番の発見だった。

もちろん人それぞれ捉え方があるんだろうけど。

ちなみにシリーズで、これだけレコードを持っていない。
収集欲はあるんだけど、やっぱ高い。
1〜6まで揃えたいけど、やっぱ高い。

[LP/Luv (sic) 収録]

フライデーズハイ/Penthouse


先月配信リリースされたPenthouseの新曲がすごく良かったんだ。

すごく売れそうなポテンシャル秘めてる
バンドだと思うから、この曲キッカケでブレイクしてほしい。

明確な曲のテーマがあるらしくて、
「金曜日のアフター5を大いに楽しもう」

最近でも、アフター5って使うんか。

とにかく楽しい週末の合図となる一曲らしい曲展開を見せる。
Penthouseの楽曲群にも、ありそうでなかったテイストかも。

その基本にあるのはFUNKだ。

そのFUNKに都会的なシティーポップを
現代風にミックスさせている。
それがすごくPenthouseっぽい。

ボーカル浪岡真太郎も、すごくそのFUNKを意識した歌い方で、良い意味で乱暴な感じと丁寧な部分が入り混じっていて、日本語と英語も入り混じってる。

ただそれが、ごった煮にのようになってないのは全てにおいて洗練されてるからだろう。
端的に言えば、カッコいいんだ。

中盤から女性コーラスやホーン隊が入ってくるあたりなんてニヤけてくるもんな。
時折グッとくるメロもあったり。

バンドの代表曲になりえる一曲かと。

[配信限定/FRIDAY'S High! 収録]

SCARECROW MAN/HALFBY


ただもう何も考えず無心で楽しい音楽を
聴きたい時、それにはHALFBYがオススメだ。

DJや音楽コンポーザーとして活躍する
高橋孝博のソロプロジェクトであるHALFBYが初めてメジャーデビューしたアルバムから。

その前のアルバムが好きだったから、期待してたけど、それを超えてきたのが嬉しかった2000年代の思い出。

HALFBYって海外のラッパーとかを客演に迎えるイメージあったけど、今回フューチャリングするのはYOUR SONG IS GOODのJxJxだ。
もちろんオルガンで。

軽快な裏打ちのSKAのリズムを全面に取り入れたトラックに、メロを引っ張るJxJxのオルガンが最高なんだ。

終始こんな感じかと思ったら、中盤からはしっかりHALFBYとしての見せ場もあり、歌は無いけどしっかりメロが活きた作りを音で表現しているんだ。

この曲はアルバム最後に収録されてるんだけど、その前の『FARMERS DELIGHT』が牧歌的な落ち着いた曲だったから、流れで聴くとより良く感じる。

FARMERS DELIGHT

FARMERS DELIGHT

アルバム全体がとにかく楽しい。

ちなみにHALFBY高橋孝博の実家は
専業農家で、『SIDE FARMERS』というのは兼業農家を指す言葉らしい。

さらに言うと『SCARECROW』は、かかし。

、、かかし男⁈

[AL/SIDE FARMERS 収録]