自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

〈再〉紫陽花/椿屋四重奏


日本音楽史には残らないかもしれないけど、
自分が好きなバラード曲には生涯で間違いなく入るであろう一曲。

前に一度レビューしたけど、もう一度
紹介したくなった。

とある想像をしてしまったからだ。

玉置浩二の歌を何気に聴いていて、
「この人が歌ったら合いそうな曲って
何だろなぁ」と、ふと考えた。

そこで一番最初に降りてきたのが、
椿屋四重奏の『紫陽花』だった。

正直バチンとハマった感したね。

もう解散してしまったけど、彼らの代表曲で、美メロと歌声に当時衝撃を受けた人達は沢山いたと思う名曲。

少しキザだけど、上手く弾き語りしたら
モテそうな感じもしたり。

これを頭の中で玉置浩二にカバーさせたら、ものすごく最高だった。

妄想で鳥肌が立つほどに。

椿屋四重奏中田裕二も十分に艶っぽいんだけど、玉置浩二がこれ歌ったら艶っぽさに加えて曲の雰囲気に合う切なさが
加味して、ものすごくマッチしそうなんだ。

みなさんも下記リンクを一度聴いた後に、
玉置浩二が歌ったと想像して脳内再生してほしい。

いつか実現してほしいなーーー

[AL/紫陽花 収録]

Destination/三宅健


V6の中でも独特な声をしてるなって
印象だった、メンバーの三宅健

そんな彼がソロ名義でCDリリースしたというニュースがあった。
『Ken Miyake』として。

正直「ふーん」くらいの興味だったんだけど、自身の意向で呼ばれた楽曲ディレクションのメンバー見て「おっ‼︎」っと興味が湧いた。

今回のリード曲なる一曲は80KIDSと、
ソウル生まれ東京育ちのプロデューサーYonYonによるコライト。

それは最先端のK-POPに通ずる音とリズムで、すごく洗練された感じを受けた。
実際に歌詞も、日本語に韓国語混じりになっている。

その独特と思えた三宅健の声。
かなりエフェクトを入れてるけど、
素直にカッコいい。
曲の雰囲気とすごく合致してるわ。

女性ボーカルも入ってくるんだけど、
そのパートの終わりから三宅健の高音が
リンクしてきて自然に移行する所で何回もリピートしてしまった。

ええやん、ええやん!!

テクノなダンスミュージック合うやん!
特にシンセベースが活きてる。

音楽好きな人が、初めて買うジャニーズの作品になりえる一枚。

[mini AL/NEWWW 収録]

The World/Benny Sings


『ポップ・マエストロ』と評される
Benny Singsの新曲が今週発表されて、
それがすごく良かったんだ。

オランダ出身のアーティストで、
いろんな方面のミュージシャンに楽曲提供しつつ、自身でもデビューしている。

今年来日してて、たまたま知れたから
ラッキーだったな。
こういう出会いは嬉しいもんだ。

同じオランダのビート・メイカーの
Kenny Beatsとの共作となる今回の曲は
よりポップセンスが光る一曲と言える。
ちなみに彼等が初めて作った楽曲らしい。

ミニマル系といえるシンプルな音と、
安定感のあるリズムの上を、洗練された
Benny Singsの歌声が乗る。
アプローチとして80'sくらいに近いかもしれないけど、すごく新しさも感じる。
メロディがやっぱ良いんだよな〜〜

めまぐるしい展開とかないけど、それで
飽きさせないのは、やっぱポップセンス
の賜物なんじゃないかな。
『ポップ・マエストロ』なる所以か。

この前に発表された曲も良かったし、
次のアルバムが楽しみだな。
MVもポップさあって良き。

[配信限定/The World 収録]

THE SOUND OF SECRET MINDS/Hi-STANDARD


何年前に自分で編集したMix CDを見つけた。

そのCDには『バンド 男』とだけ記されていたんだけど、何を収録したか全く覚えていない。

ワクワクしながら聴いた。

正直、さすがオレ!!な選曲だった。
その中に収録してたハイスタの大好きな一曲。
そこにはレコードのバージョンが入っていた。
YouTubeにそっちも試聴あったから、
それをレビューしよかな。

どうしてもCD版と比べちゃうけど、
少し音がこもった感じが、よりアナログ感あっていいね。

個人的にはCD版の方が完成形だと思ってるから、この前身となるやつに色付けしていったハイスタを思うと、たまらなくバンドっていいなと感じる。
最高に楽しい作業だろな〜〜

低音に行く部分と、高音に行く部分が
少し違ったりメロの部分に違いはあるものの、やっぱ個人的には終盤のツネさんのドラムの違いが顕著だったかな。

CD版で好きな部分だったから。

これはツネさんがアレンジしたんだなと
言いながらハイスタ好きと飲みたいわ。

ラジカセ持って行ける居酒屋あればw

AIR JAMで聴けて一番感激した一曲。

[e.p/THE SOUND OF SECRET MINDS
収録]
MV(CD ver.)

e.p ver,

銀の龍の背に乗って/中島みゆき


中島みゆきにしか作れないメロディ。
中島みゆきにしか作れない歌詞。
中島みゆきにしか作れない曲名。

これ以外、Dr.コトーのテーマ曲無い。

そんなイメージな一曲。

正直この世代の歌手ってヒット曲が一つ
あれば歌い続けて一生食っていける感じするけど、こと中島みゆきに至ってはそんな代名詞的な楽曲がいくつもある。

今回の一曲もそうだろう。

幻想的な入りをするAメロ。
まずこのAメロが二段階あるのが特徴。
これぞ中島みゆきな展開。

そしてBメロでは一点すごく前向きな
感じを見せてくる。
このメロディで肯定感出すの好き。
♪さぁ行こうぜ〜

そこから壮大で有名なサビへと。
銀の龍の背に乗ってというフレーズというか世界観はどこで閃くんだろう?
天才的なんだ。

そして編曲の妙も。

最後、歪んだギターが前面に出てきて
ロックテイストになり、そこで銀の龍の背に乗ってを連呼する。
その前の叫びにも近いAh〜って部分が力強くて好き。

改めて中島みゆきってミュージシャンは凄い。

[Sg/銀の龍の背に乗って 収録]

Driveway/Summer Whales


大好きなHoliday RecordsのBASEから
通販したら、期間限定で付いてきたCD-R

それがSummer Whalesの音源。

現在は配信のみだけど、いつかフルアルバムで欲しい。

Summer Whalesとは京都の大学生の
男女ユニット。
結成は今年の7月らしい逸材。

2人共、正直センスしかない。

活動半年で、こんな世界観を出すんか。
それまでに培った音楽が素晴らしいんだろな。

宅録っぽいサウンドに、入ってくる
女性ボーカル。
これ100%海外アーティストだと思うわ。

落ち着きはらった歌声。
マジでカッコいい。

ギター主体から、急にベース主体になる
鳥肌な展開。
マジでカッコいい。

サビっぽい部分では、どこか90'sっぽい
懐かしさも感じられたり。
陰と陽とまではいかない塩梅の二面性があって最高なんだ。
あえて突き抜けさせないアレンジが特に。

もっと知ってほしい一曲。
広く認知されてほしい。

そしてフルアルバムに期待。
とてつもない作品になると思う。
その時はCDリリース頼みマス…

[配信限定/Driveway 収録]

When The Saints Go Running Through/Hawaiian6


今から5年前になるかな。
Hawaiian6の結成20周年の時にリリースされた珍しいシングルCDから。
あえてリード曲の『Burn』じゃない一曲を。
オレにはこっちの方が刺さったから。

まず楽曲の前に、目が行くジャケット。

毎度担当してるダイスケ・ホンゴリアンが
手がけているんだけど、マジな絵画。
凄いとしか言いようが無い。

楽曲の話をすると、とにかくギターリフが
大好きだし、これぞHawaiian6!!って
フレーズなんだな。

特にメロディもそうなんだ。

丁寧に作られたメロが、ずっとハイライトのまま続いていくんだな。

とにかく"歌"を重視している感じがして、
言葉を敷き詰めるのではなく、あえて
余白を残しながらの歌が光るね。

自然な流れで間髪入れないギターソロは
感情的に鳴らす。

上手いだけのギターには何とも思わないけど、こういうギタースキルと音には
揺さぶられるな。

そこからまた間髪入れず、リズム変えた展開に移行する。
これはバンドのスキルだろうね。

いろんな要素がありつつ、しっかりと
「良い曲だな」って思わせてくれる一曲。

[Sg/Burn 収録]