自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

煌めく瞬間に捕われて/MANISH


段々と熱を帯びてきたのが、来月公開の
スラムダンクの映画だ。

本日20時に映画主題歌が発表される。
個人的には、織田哲郎+上杉昇での
『世界が終わるまでは…』に期待してる。
もちろん今のWANDSに仁義を通した上で。

現在YouTube東映アニメーションチャンネルで、アニメ版がプレミア公開されている。
観てる人沢山いるだろう。
(普通にNetflixなら全話視聴できるけど)

地区大会の陵南戦あたりで使われていたのが、今回のMANISHの一曲だ。

エンディングの作画込みで大好きなんだ。

モデルばりのルックスの女性2人組
ポップユニット。
ボーカルは高橋美鈴で、キーボードが
西本麻里
なんかすごく都会の香りがするんだ。

作詞と作曲は川島だりあ

オレは川島だりあこそ、楽曲提供の女王
だと今でも思ってる。

後悔とかも肯定していく歌詞が印象的だけど、自分が一番好きなのはサビだな。

すごくメロディも歌詞も前向きに締るんだ。
それがすごく大好きなんだわ。

フル尺もいいけど、やっぱスラムダンク
エンディング曲として作画込みで聴きたい一曲。

[Sg/煌めく瞬間に捕われて 収録]
スラムダンクED ver.

フル尺

佳代/GOING STEADY


『青春パンク』ってカテゴライズされてた
ジャンルが嫌いだった自分。

GOING STEADYもそれに分類されているとかイヤだったな。

このバンドこそ自分の10代で衝撃を与えてくれたから。

メロコア全盛期ながら、それとは一線を画して荒っぽい演奏にメロを引き立たせて、それにメッセージ性を強く入れる。

似たようなバンドが増えたけど、やっぱ
唯一無二だったな。

ノイズ全開のギターから、美メロな
キーボードの旋律を入れる。
このイントロだけで良い曲が確定してる。
どこ切り取っても名曲なんだな。

AメロからBメロ行って、サビ行くのか
と思いきや、またAメロに戻る。
ただ戻るんじゃなくてコーラスワーク
使って広がりを出しているんだ。
そこから鍵盤入れたブリッジ入れる。

満を持して。溜めに溜めたサビ。
感情が入り混じってて最高なメロ。
最高としか言いようがない。

ギターソロ入ってからが圧巻。
いきなりタンバリン入ってリズム重視の
展開を見せてくる。
このアレンジが、また曲に合うんだ。

そして音程をアレンジしたA・Bメロを
披露するんだけど、ここが一番好きかも。

最後の♪佳代〜の後の畳み掛けるギターも好き。

久々に聴いたけど、やっぱ名曲だな。

[AL/さくらの唄 収録]

だいじな子


個人的な見解だけど、
湊かなえ原作のドラマにハズレなし」
きっと自分に合うんだろな。
人間のドロっとした内側を描くドラマが。

WOWOWオリジナルドラマとして、
『ポイズンドーター・ホーリーマザー』
が映像化された。
連ドラながら6つの短編映画が繋がりを
もって形成されているんだ。

原作本も読んだ上でドラマ見たんだけど
脚本や演出が良かったのもあるけど、
やっぱ女優陣の演技の良さが際立った。
特に、寺島しのぶ伊藤歩が良かったな。

まぁドラマ品評するブログじゃないから
音楽的な面を掘り下げたい。

それはエンディングテーマ曲だ。

作詞/吉川菜美 吉田康弘
作曲/きだしゅんすけ

ちなみに吉田康弘さんはドラマの監督。
きだしゅんすけさんはドラマ音楽全般を
手がけている人。

♪ ○○は 大事な子
お母さんが 世界中の敵から守ってあげる
ラララ ラララララ…
愛してる 愛してる 愛してる

このシンプルな唄を○○を登場人物の名前に代えて、主演する女優達が短いパートを歌い繋いでいく。

童謡のような親しみやすさもあるんだけど、それだけじゃない不穏なニュアンスも感じるシンプルながら不思議な歌。

チェロの重みと、少年少女合唱団の讃美歌のようなコーラスにも、一瞬音程で影をみせたりと。

連呼する♪愛してるに、直接的ではない
いろんな意味が込められているんだ。

なんか耳から離れない不思議な歌。

試聴ないのが残念だけど、確かAmazon primeでも配信されてるドラマだから、
チェックしてみては?

air guiter/sobs


出たよ、、オレ得バンドが。
"良い曲かどうかは5秒聴けばわかる"
この持論を提唱してるんだけど、それを
裏付けてくれる『sobs(ソッブス)』

・Celine Autumn(Vo)
・Jared Lim(Gu)
Raphael Ong(Gu)

シンガポールの3人組バンドだ。
ギター以外の楽器はサポートメンバーがやってんのかな?

実は新譜アルバムは注文しただけで、
まだ全部聴けていない。

今回紹介するアルバム一曲目を聴いて、
速攻で注文したんだ。

アコースティックな入りしたかと思いきや、低音な女性ボーカルがスッと入ってきて一気に引き込んでいく。
ボーカルのセリーヌの声に惚れたわ。

明るいポップソング全開のサビが最高なんだけど、自分がやられたのはその前。

サビに入る前の部分の音程だ。

音階はよくわからないけど、この少し
低くなる部分がポップなサビを引き立てているんだ。
ここにセンスを感じた。

ジャケットも可愛いからレコード買うかと思ったけど、これは沢山聴きたいから
CD一択!!
日本語版にはボーナス2曲あるし。

早くアルバム全体聴きたい。
ワクワクできるバンドに出会えたわ。

[AL/air guiter 収録]

Noroino Spell/Hoach5000


前にも言ったかな??
今、一番CDリリースして欲しいのは、
『Hoach5000』だ。単純に欲しい。
けど、カセットテープ音源のみリリース
してるって現状もカッコいいんだ。

そんなHoach5000がYouTubeで出した
一曲を紹介したい。

「良い曲だね」ってのはあるけど、
これは「良い雰囲気だね」が合うかと。

とにかく作り出す雰囲気が素晴らしい。
これも宅録でやってんのかな?

やっぱギターの音が最高なんだ。
スキル云々じゃなく、聴かせたい音作りがツボすぎるんだ。
これはHoach5000の他の曲にも言える。

少しこもったような音が、自分には
安心感をもたらしてくれるんだ。

そこから高音のギューンとする音が入ってきて、一気に緊張感が出る。
その後ろでは空間が歪んだような音が終始流れているんだ。
このアレンジが最高なんだな。

ボーカルは立たせずレベル(音量)低め。
あくまで世界観を出す目的なんだ。
ただ、その声もメッチャ良い。

この曲は当人曰く「ドラクエ」を
イメージして作ったらしい。

素人の自分にはドラクエ感わからなかった。
Hoach5000だけの領域あるんだろな。

フルアルバムのリリースに期待したい。

[未発売]

Tanktop Boy/LOW IQ 01


LOW IQ 01の4thアルバムから。

まず、このアルバムの名前が好きだ。

MASTER LOW FOR…』
過去作は1•2•3と来て4じゃなくFOR…
正にMASTER LOWのために…

この遊び心こそLOW IQかと。

アルバムに一曲は入っているSKAナンバーが好きなんだけど、このアルバムにもしっかり収録されていた。
LOW IQのSKAナンバーって、なんか
ワクワクするんだよな。

とにかくキーボードが陽気に曲を引っ張っていく様が大好きなんだ〜〜

ライブでのSKAダンスが想像できるね。

それと福田”TDC”忠章サンのドラムね。
シンプルながら、歌い出しの部分では
しっかり見せ場を作ったりしてブレが
無いんだ。
好きなドラマーの1人だ。

LOW IQの歌は、とにかく息継ぎするとが見当たらないくらいに言葉を敷き詰めてて、それも陽気さに繋がっている。

それとゲストコーラスのタイミングも良き。

最後のサビでは繰り返しではなく、
あえてボーカルを重ねてメリハリを出しているね。

これぞLOW IQ品質。

[AL/MASTER LOW FOR… 収録]

テレビショウ/Nagakumo


今年知れて良かったと思えるバンドの
一つは、間違いなく『Nagakumo』だ。
大阪で結成された4人組バンド。

フリッパーズギターからのネオアコ系譜
を感じるんだけど、それだけじゃない魅力があるんだな。
とにかく演奏が立ってる。
当人達は「ネオ・ネオアコバンド」と。

前回紹介したCDより前にリリースされた
自主制作盤(かな?)を買った。
在庫限りで廃盤と知り、急いで購入。

その一曲目で思わずニンマリしたね。
これぞNagakumoだなと。

アコースティックな入りをした後に、
ワウペダル全開のギターが主張してくる。

軽快なサビも良いね。
男性コーラスも入って奥行きを加味し、
より楽しげになる。

前にNagakumoレビューした時も言ったけど、このバンドのドラマーが好き。

終始ジャズっぽい叩き方してるんだけど、
ドラムを主張してくる"オカズ"のタイミングが最高なんだ。
もちろんスキルに裏付けされて。

それに負けじと、曲そっちのけでベース
もグイグイ来るのも、このバンドの良さ。
良い意味で対抗心さえ感じる。

それらあっても、やっぱ楽曲の良さがあるから最高なんだろな。

[e.p/PLAN e.p 収録]