今から5年前になるかな。
Hawaiian6の結成20周年の時にリリースされた珍しいシングルCDから。
あえてリード曲の『Burn』じゃない一曲を。
オレにはこっちの方が刺さったから。
まず楽曲の前に、目が行くジャケット。
毎度担当してるダイスケ・ホンゴリアンが
手がけているんだけど、マジな絵画。
凄いとしか言いようが無い。
楽曲の話をすると、とにかくギターリフが
大好きだし、これぞHawaiian6!!って
フレーズなんだな。
特にメロディもそうなんだ。
丁寧に作られたメロが、ずっとハイライトのまま続いていくんだな。
とにかく"歌"を重視している感じがして、
言葉を敷き詰めるのではなく、あえて
余白を残しながらの歌が光るね。
自然な流れで間髪入れないギターソロは
感情的に鳴らす。
上手いだけのギターには何とも思わないけど、こういうギタースキルと音には
揺さぶられるな。
そこからまた間髪入れず、リズム変えた展開に移行する。
これはバンドのスキルだろうね。
いろんな要素がありつつ、しっかりと
「良い曲だな」って思わせてくれる一曲。
[Sg/Burn 収録]