最近、よく聴き込んでいるのが大好きな
Hazy Sour Cherryの2nd AL
やっぱ、どんなバンドか理解した上で
聴いてるから、前作のワクワク感は薄まったけど、良いアルバムだった。
特に一曲目と二曲目で、グッと掴んでくる。
その二曲目をレビューしたい。
題名は『チャイニーズ・レストラン』
作曲したギターのJun氏によると、
チャイニーズよりもレストランの方を
イメージして作ったらしい。
けど、ドラを使っていてチャイニーズ感も
しっかり出している。
一番好きな部分は、サビ前でガァーっと
演奏で盛り上げてから、そんなにハネないサビを披露してくる部分。
もっとテンション上げて行けそうな所で
あえてのメロディーを持ってくるあたり
バンドのセンスが見えた気がした。
そこから2段階的に畳み掛けるような
感じになる。
このアレンジこそ、Hazy節かと。
そして相変わらずボーカルの声の良さ。
これは天性のモノだと思うし、この声がある限り音楽は続いていくと思う。
他にも実験的な攻めた曲もあったりと、
楽しませてくれるアルバムだ。
[AL/STRANGE WORLD 収録]