手放しで、素晴らしいと思える一曲。
今のKing Gnuを見てると、自分が10代
の頃のDragon Ashと存在が重なる。
音楽で時代を切り拓く先駆者なんだ。
そういうのが、なんか嬉しい。
King Gnuに関しては、1stから2nd AL
までのスパンが短すぎた印象があった。
このバンドにはじっくりと曲作りしてほしいと思うから。
そうすれば、今回みたいな名曲が生まれる。
作詞/作曲した常田大希の才能が光る。
それを表現するリズム隊とボーカル井口。
井口の歌唱スキルがあるからこそ、この
名曲が完成する。
サビから入って、いきなりハイライトを
見せる勢いながら、その後の展開が凄い。
文句なしのサビを最高に引き立てる。
それは中盤の部分。
コーラスがメインとなり、美メロを入れてくる。
ストリングスとも相まって幻想的になるんだ。
ロックバンドが表現する讃美歌のよう。
ここが自分的に最高に鳥肌ポイントだ。
その流れから最後のサビには思いを感じる。
感情を揺さぶってくる。
Mステで生演奏見たけど、常田大希は
ギタリストとして徹底してる。
チェロを専攻しながら、このギターテクを見せてくるのはやっぱ凄い。
モテるだろうなってのもDragon Ashの
降谷健志と重なる。
新譜アルバムが楽しみだ。
(お盆休みで、次は8/22からレビュー再開します)
[配信限定/雨燦々 収録]