ロックバンドといえば『歌モノ』しか
興味がなかった10代の頃。
アルバムにたまにインスト曲あっても、
飛ばしてたのが正直。
そして、インスト曲のカッコ良さを教えてくれたのがミッシェルだったんだ。
今回紹介するCISCOだ。
アベフトシの迫ってくるようなギターから
出し惜しみなく始まる。
とにかくカッティングな弾き方が、マジで
カッコイイんだ。
そして一音一音立っているように聴こえる
から、やっぱ希有なギタリストなんだ。
そして沸点に到達した時点で叫ばれる
「シスコ!!」
こんなにもシビれるインストあったんだなと感銘を受けたんだ。
中盤からはギターがうねるようになり、
新たな局面に入る。
そこからの乾いたギターのミュート音が
忘れられない。
無機質ながら、真似できないロックのヤバさが詰まっている音。
個人的には、ここがハイライトかな。
忘れられないのはFUJI ROCK 98の一曲目
に披露して、客を全て鷲掴みにしたライブだ。
下記に貼るから見てほしい。
そして曲の副題の(She's gone)ってのが
凄くカッコよく見えるんだな。
深い意味は無さそうだけど。
[Sg/カルチャー 収録]
MV
FUJI ROCK FESTIVAL '98