90年代の土曜21時の日テレといえば、
ジャニーズのドラマ枠。
金田一少年や銀狼怪奇ファイルなど、
楽しみにしてた時間帯。
そんな折に、ジャニーズではなく当時
勢いのあった女優ともさかりえを主演
にしたアウトローなドラマが始まった。
それが『FiVE』だ。
なんか出演者の不祥事があったのか、
VHSのみで再放送は全く無いのが特徴。
そのエンディングテーマが、当時無名の
バンドの曲だった。
後に大ヒットするMOONCHILDの代名詞的一曲だ。
アウトローなドラマに合ったような、
ダーティーなイントロが印象的で、
すごく大人な色気があった。
今聴いても、すごくギターの音が良い。
そこに艶っぽいササキオサムの歌声が
マッチしている。
バンドもスキルあって、特に顕著なのが
中盤からイントロをなぞるような感じに
なりつつ、そこから半音上げて後半の盛り上がりを演出してくる所。
サビのコード進行は、ヒットの法則である『カノンコード』だったり。
んで最後は英語詞で締めるのも良いね。
とにかく曲の良さとカッコ良さで売れた
一曲。
[Sg/ESCAPE 収録]
