最近バンドアパートのドラマー木暮さんが
過去のアルバム考察をやっていた。
その中でFrontier BackyardのTGMXさんがベタ褒めしてた一曲がコレだと知った。
改めて聴いてみたら、すごく良かった。
この曲こそ、ひねりのデパートだし
バンドアパートの真髄が見える。
迫ってくるようなイントロで引き込み、
ビブラスラップの「カー」という音から
現実に戻す。
淡々としながらも、歌の間にある演奏に
意味を持たせて披露していく。
特にギターの音は、粒まで見えそう。
サビはキャッチーでベース原さんの足踏みが想像できるね。
「こう行くのか」
「ここで音を一瞬増やすのか」
「ただ戻らないのか」
そういう驚きが満載な演奏の展開がある。
いい意味での裏切りというか。
サビ終わりから、ただAメロを繰り返さずに、Cメロとまでは行かないくらいのアレンジを見せる。
そこでのコーラスの重ね方とタイミングが
上手い。
ギターソロは相変わらず変態的。
川崎氏らしいね。
そして最後はコーラスとの掛け合いで締める。
結果、魅了されてしまうんだ。
あと自分の中で、レコード出してそうなのに出してないバンドNo.1でもある。
[AL/alfred and Cavity 収録]