この独特な重みを感じる名盤の、真ん中
あたりに位置する一曲。
ラッパーMeisoの懐の深さを堪能できる。
上記のアルバム全体の重みを表現すると
同時にバラエティさを兼ね備える曲。
(お笑い的な意じゃなく)
海外のラッパーをフューチャリングとして
迎えているんだ。
それがマジでカッコイイ。
メンツは3組。
・Staplemouth
・Livestock
・Noah 23
Meisoを含めた4組が、絡み合うことなく
リレー方式でラップを繋いでいく。
それと共にトラックにも趣向が巡らされるんだ。
まずはMeisoから。
早口とは行かないまでも、言葉を凝縮させ
展開していく。
ブランドを着ないことが、自己表現の
ブランドってリリックが刺さる。
そこからスクラッチとバイオリンが
入って一気に変わる。
その後は多分Staplemouthなんだけど、
早口でまくし立てるラップが印象的。
そして一番好きな部分が、その後に来る
Livestockのバース。
とにかく声が好き。(下記動画の1:36〜)
漂うベテラン感。
もう出だしで全部持っていく。
トラックも重めで合ってる。
ヒップホップってカッコいいな〜って
思わせてくれる一曲かと。
[AL/夜の盗賊 収録]