
ミーハー気質だから、『国宝』が話題になってから映画館に観に行った自分。
本編前の予告で『沈黙の艦隊』というやつがあって、食い入るようにスクリーンを見たんだ。
その理由は映画の内容じゃなくて、主題歌。
歌唱は、聴くだけですぐわかるAdo
そこにクレジットされてたエレファントカシマシの宮本浩次の名前。
「確かに宮本浩次の作る曲だわ」
それがAdoとの相性バツグンだった。
これ多分、Adoの楽曲提供ありきで作られただろうなって思った。
すごく懐かしい感じするメロディーが好き。
90年代リバイバルなんてもんじゃない。
一発で持っていかれるパンチ力のあるサビね。
♪風と 空と 雲と 街と私
このサビの"雲と"の音程が素晴らしいすぎる。
微妙な違いと歌で表現できるAdoのスキルと、
宮本浩次の世界観がマッチした瞬間だ。
強烈なサビから間髪入れずにAメロに移行する。
その流れのスムーズさにも宮本浩次節を感じた。
こんな自然に行けるん??
実際当人は歌ってないのに、なんか宮本浩次が見えてくるから不思議だ。
いつか2人での歌唱に期待したい。
紅白とかでどうでしょね。
[配信限定/風と私の物語 収録]