俺が愛する90年代の音楽でも、こんな
素晴らしいコンセプトユニットがあった
ことを声を大にして伝えたい。
それがChappie(チャッピー)なんだな。
1994年にデザイン集団GROOVISIONSが
手がけた着せかえキャラクターの名称。
そして1999年にCDデビューした。
曲毎にテイストが違うのは、ボーカル、
楽曲提供者がそれぞれ違うからだ。
Chappieという媒体を通すだけで、後は
各自好きな音楽を鳴らしている。
その提供者にはスピッツ草野マサムネや
井上陽水、川本真琴と田渕ひさ子など
多岐に渡っている。
今回紹介するのは草野マサムネが提供した
バラード曲。
ボーカルは未発表。(全ての収録曲で)
野暮は承知で調べてみたら、ボーカルは
detailsの、いとうようこサンという人。
とにかく低音域の歌声が良いんだな。
一音一音しっかりと丁寧に歌う所が、
すごく良くて、少しの緊張感すら漂う。
だって作詞が松本龍だもんなぁ。
そして草野マサムネのメロディーが、
胸に刺さってくる。
Bメロを飛ばしてサビへ行く展開が、
自分にはツボなんだな。
とくに"ゆらり ゆらり"とか同じ言葉を
２つ繋げる部分が草野マサムネっぽい。
その提供者の草野マサムネが歌うver.も
あるから一緒に聴いてみてほしい。
[AL/NEW CHAPPIE 収録]
草野マサムネ ver.
