いやーーもっと早く出会いたかった。
出来れば20年前くらいに。
大所帯のスカパンクバンドの『小島』
オレ的にはスカパンクと思ってなくて、
純度100%のパンクバンドなんだ。
ボーカルのヒッチャメンは、スキンヘッド
で身体中に和彫入れてて、見た目は完璧
に極道なんだけど、作詞/作曲もやってて
案外詩人だったりする。
ブルーハーツのトリビュート盤で聴いた
ことあるくらいの感じだったけれど、
とにかく最高な一曲と巡り会った。
イントロのアプローチはホーン隊メイン
で陽気な感じかと思いきや、いざ歌が
始まるとストレートなパンクになる。
この少しダミ声のヒッチャメンの歌が
飾り気なくて良いんだよな。
アコーディオンともバッチリ合う。
そして一番好きな部分はサビだ。
Bメロ無くてサビに移行するんだけど、
♪バッド タイム ローリン!!って
部分が4回出てくる。
そこの3回目と4回目でコーラスが強調
されて、音程も下がるんだ。
この音程下がるのが最高にカッコいい!
アゲた感じで終わらないのが良いんだ。
もう何回聴いたかわからない一曲。
ベスト盤はもう廃盤だけど、普通に
買えて良かったわ。
[AL/ザ・ベスト・オブ 小島 収録]