90年代の渋谷系ブームの一端を担った
"ラブタン"ことラブタンバリンズ。
ボーカルELLIEとギター斎藤圭一が結婚し、
夫婦となるも、すぐに破綻。
同時にバンドも消滅。
結果オリジナルアルバムは一枚リリースで
終わってしまったバンドである。
自分が知ったのは10年くらい前で、
タイムリーではなかったが、今聴いても
オシャレで素晴らしい作品だと思う。
以前レビューしたCherish Our Love/Love Tambourines - 自己満的音楽生活ノススメが
大好きで、それ目当てでアルバム聴いてたら、
その前にとんでもない歌があった。
今回紹介する曲である。
ソウルやR&Bを主体としながらも、これは
レゲエやSKAのテイストが強く、抑えめな
アルトサックスに誘導され、ELLIEの
かすれて低音が効いた歌声が乗ってくる。
サビではコーラスとの掛け合いを入れて、
厚みを持たせているね。
だから、マッタリとしながらも力強さを
感じる仕上がりになっている。
これ聴いて1995年の曲だとは思わないだろな。
[AL/Alive 収録]