なんちゅー名曲なんだ。
そう思わせてくれる一曲。
大鵬薬品『チオビタ』CMで知った歌。
(かなり前のね)
もちろんCMだから断片的にしか追えないけれど、フル尺で聴くと脱帽した。
CDの再生ボタン押したら、すぐに
ハイライトなんだ。
そして表現が難しい楽曲でもある。
ミディアムテンポなのは間違いないけど
簡単にバラードと一括りにもできない。
それでいてPOPさも無い。
ただ、すごく良い曲。
ノスタルジックなメロディーと、岸田繁の詩的な歌詞が相まっているんだ。
調べたら、ジュビリーってのは「歓び」って意味らしい。
けど歌詞は別れを連想させるんだ。
それと好きなのはサビの終わり方が、
すごく落ち着いてて、余韻をくれる。
アコギとか使ったシンプルな構成にせず
ストリングスを用いてるのが合う。
特にチェロの低い音なんか特にね。
この音がすごく楽曲に奥行きを持たせているのがわかる。
ウィーンにてレコーディングされた。
その空気感もあるのかな。
MVでは髪型気になってしゃーないけど
歌に集中して聴いてほしい。
本当に天才的だなと思える一曲。
[AL/Tanz Walzar 収録]