前作AL『光のなかに立っていてね』
から、銀杏BOYZは固定のバンドではなく峯田和伸だけのバンドになった。
ただソロ名義としては捉えてないだろうし、きっとバンドで続けていきたいんだとオレは思う。
そんな折に聴いた一曲がすごく良くて、
「峯田和伸にしか作れないメロディーと
世界観があるなぁ」と実感した。
前作からの軸となるノイズミュージックは健在で、そこにメロディーを乗せるんだけど、その旋律がすごく綺麗なんだ。
音だけの本質ならドロドロしてるんだけど、やっぱキラキラしてるように思う。
それが峯田和伸の音楽が愛される所以
なんじゃないかな。
その"キラキラ"を一番感じるのは、サビ前のBメロだ。
ここからサビへの流れが大好きだ。
本当に良いメロディーだなぁ。
「ロックンロールは世界を変える」
実際に世界は変えられないけど、
その人の世界なら変えられるかな。
そして十代と大人の鬱憤が詰まったMVも良い味を出してるね。
狂った父親が市中暴れ回るんだけど、
ベビーカー押した親子には手を出さないとこが、なんか印象的だった。
そのMVとライブ、そして後発のアルバムではアレンジも違っていて、いろんな
『エンジェルベイビー』を堪能できる。
特にアルバム ver.のイントロが好き。
[Sg/エンジェルベイビー 収録]
MV
ライブ ver.
アルバム ver.