このアルバムもっと売れていいんだけどな〜
その最後を飾る一曲が良いんだ!
Penthouseってバンドの懐の深さを感じる。
最近主流のイントロ無しでの歌唱なんだけど、そこのドラムの入りがハネていて
「おっ‼︎」って、まず思える。
細かい叩き方で広がりを演出してくるね。
男女いるボーカルが特徴のPenthouseだけど、今回の一曲は女性の方が印象に残るパート割りになってるかな。
とにかくPOPで軽快な2ビートで展開していく。
間奏ではギターソロから鍵盤ソロに移行して見せ場を繋いでいく。
自分的に十分な構成なんだけど、そこからガラっと様子が豹変する。
まさかのテンポダウン。
「あれ⁈」
軽快さは飛んで行って、漂うのは重み。
別の曲かのような変貌ぶり。
ただ、めっちゃカッコいい。
このアレンジ最高じゃん。
前後半で二面性を出してきている。
前述の"バンドの懐の深さを感じる"って
言った部分がコレなんだ。
基本のメロディをラフに変えて力強く歌う様なんて最高でしょ。
この曲をアルバムの最後にしたのも、
素晴らしいね。
[AL/Balcony 収録]