自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

愛的逃兵/雀斑Freckles


レビュー2回目の登場かな雀斑Freckles
最近はこのアルバムばっか聴いてるわ。

前にも紹介したが、台湾の4人組バンド
で、主に作詞/作曲を手がけている
ボーカルの林以樂(リン・イーラー)から
ものすごく日本の音楽への敬意を感じるんだ。

それを如実に思う今回の一曲。
古き良き昭和歌謡のエッセンスがある。

流行りのシティポップじゃなくて、
中森明菜とか少し妖艶な歌手のテイスト
というか、ムーディーな感じが漂っているんだ。

イントロとアウトロにはロシア民謡
取り入れたりと、音楽の幅が広い。

その中で歌が入ってくると、ものすごく
丁寧な歌い方をする。
台湾語だろけど、それは伝わってくる。
この澄んだ歌声が曲とマッチしているね。

ただ昭和歌謡に無いものがある。
それはドラムだ。
歌手の引き立て役、ではなくて完全に
それを食う勢いのドラムを見せてくる。
上手いのはもちろんなんだけど、この
主張の仕方は現代っぽいね。
曲調にも合ってカッコいいんだ。

林以樂はソロ活動も積極的にやってる
みたいだから、今度追ってみよう。

[AL/IMPERFECT LOVER 収録]

Live ver.