なんか特集するほどじゃなくても、今週は
綺麗な音楽だなって思える曲をレビューすることに特化しようかなぁ。
それで連想されてきた一曲。
HOUSEをベースにして良質なPOPSを
聴かせてくれるQ;indivi
音楽クリエイター集団って体ながら、
やっぱ主宰的立場の田中ユウスケの手腕とソングライティングセンスあるから支持されているんだろな。
CM曲などで引っ張りだこになってる
及川リンの歌声もQ;indiviで知ったし。
この曲は、とにかく儚いバラード。
こもったようなピアノの音が印象的で、
まず曲の世界に引き込まれる。
田中ユウスケっぽいのは、その中にアクセントになるような音が入ってる点。
伴奏だけでなく、未来的な音があるから
Q;indiviってすぐにわかる。
何より、歌っている及川リンの声の近さ。
あくまで歌を主体にしている。
だからこそ、珠玉のメロディーが堪能できるんだな。
少し低めのトーンに、讃美歌のような
メロディが重なって神秘的に聴こえる。
シンプルながら、心地よい重みも感じる
一曲だ。
[AL/philharmonique; 収録]