今から10年くらい前に、女性ボーカルのギターポップバンドを漁ってたことがあった。
確か大好きなバンド「メトロトリップ」を
キッカケに、ハマっていったと思う。
その過程の中で、ネット情報から気になる一文を発見した。
『バナナの涙』を軽快にカバーしたpitcher56
そもそも、バナナの涙という曲は、1985年からテレビやっていた「ハイスクール!奇面組」というギャグアニメのエンディング曲。
このアニメ自体は自分自身タイムリーではなく、今40代くらいの人が学生時代に見ていた世代だと思う。
けど、この曲だけは強烈に覚えていた。
アイドルの、おニャン子クラブから派生した、高井麻巳子と岩井由紀子のユニットである
「うしろゆびさされ組」の曲。
うわぁ…このカバーはメッチャ聴いてみたい。
バンド名は、ピッチャーゴロでいいのか?
けど、ネットで調べてみると、この曲が収録されているアルバムは既に廃盤になっていてAmazonでもプレミア価格で、手が出ない。
つか上記の文言だけしか情報ないから試聴も出来ない。
変なカバーだったらガッカリなのに、高値で買って失敗はしたくない。
そんな事を思いつつ、地元郡山のタワーレコードにダメ元で行ってみたら普通に売ってた。
地方でよかった〜〜
聴いてみると、インディーっぽいチープさが良い意味で際立っているギターポップに仕上がっている。
ただ一番際立ってるのは、オルガンだ。
このオルガンのアレンジにオリジナリティーを感じ、原曲への愛が見えた。
歌詞も英語にしてるのがピッタリだ。
CDリリース当時、メンバー全員医学生で、現在は医師として従事してるらしく、主だった活動はもうしていない。
[AL/a direction of the ball she hit 収録]
原曲-うしろゆびさされ組-
pitcher56 ver.