街中でバッタリ浜崎あゆみに会ったら、こう伝えたい!
「RAINBOWマジ名曲っスね!!」
10年以上前に、確か浜崎あゆみの冠番組で歌われているのを見て、好きになった曲。
歌い出す前のイントロでAメロと同じ音程を、単音のピアノでまず聴かせる。
そしてAメロを歌い始めたら、イントロでやった同じ単音のピアノを歌に重ねている。
それによって、歌の始めでまず神秘さを表現しているように思う。
そして中盤から音が増えていって、最初の感じと様相が変わっていく。
最後まで聴くと、あれ?こんな感じの曲だったかなと思ってしまう。
何より全編通して、コーラスが素晴らしい。展開していく曲調を、要所でしっかり引き立てている。
歌詞カードのクレジット見ると、浜崎あゆみ本人じゃない人もコーラス担当しているらしい。
そして、この曲で一番好きな所は、わかりやすいサビが無い。
Aメロ→Bメロ→サビ…の繰り返しみたいな曲じゃない。
浜崎あゆみの歌詞は”僕”という男視点での一人称で表現されるのを多く見かける。この曲もその一つだ。
この人の歌詞も実は好きだったりする。
乗り越えられそうにない 痛みならば
共に分け合い 歩いていこうか
抱えきれぬ程の 喜び持ち寄り
共に分け合い 歩いていこうか
2行目と4行目が同じ文章なのに、内容は全く違う。文才だな。
ちなみに「RAINBOW」という同名のアルバムがあるけど、そこには収録されていない。下記のアルバムにあります。
最近では歌手活動以外の部分でフューチャーされがちな浜崎あゆみだけど、楽曲でもう一花咲かせてほしいな。
[AL/A BALLADS 収録]