自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

Day of the Sun/HUSKING BEE

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メリークリスマス!!な一曲を。

まぁ何度も言うが、自分の中でNo.1の
X'masソングはコレなんだけどね↓↓
Ⓧa chance meeting/HARVARD - 自己満的音楽生活ノススメ
今回はメロディーが光るHUSKING BEE
のクリスマスソング

もう20年くらい前の曲ながら、ずっと
好きな歌なんだな。
最初のギターリフ聴いただけで、なんか
嬉しくなるんだな。

アルバム『the steady-state theory』
(名盤‼︎)からのシングルカット曲。
ただのシングルカットじゃなく、
コーラスにclammbon原田郁子
迎えているんだ。

ボーカル磯部正文原田郁子……最高‼︎

まず磯部正文の歌が、丁寧で優しい。
独特な声の張り方とのギャップがあって
類い稀な歌をより堪能できる。

やっぱ好きなのは原田郁子が入って来る
パートの部分だ。

ここで原田郁子は伸びやかに歌い、
磯部正文は少しハモりになる。

けど、ボーカルレベル(音量)は若干に
ハモりの磯部正文の方が高いんだ。
このアレンジが面白い。

そして後半は磯部自身のハモりと、
原田郁子が入って来たりして重厚感が
増した展開になっていく。

少し磯部の感情がこもる部分もある。

そして最後に締めるのは、

♪Do you know?
Day of the Sun is…A Merry Christmas.

[Sg/Day of the Sun 収録]

others/Mr.Children

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麒麟レモンサワー』のCMで流れてる
ミスチルの曲が最高だった。
(ウッチャン出てるやつ)

もちろんCMだから30秒なんだけど、
その時間だけで魅了されたんだ。

まず大人の色気ね。
バンドとして成熟しまくってるから、
すごくこの曲が艶っぽい。
上品なエロさ、とでも解釈できる。

自分の持論。
「一部分のパーツだけ聴いて良い歌は、
全体通しても絶対に良い」
これにマジで当てはまった。

入りはCMだったけど、改めてフル尺で
聴いたら感銘を受けた。

ある一節に、ものすごくミスチルさを
感じたんだ。

それはサビを締める部分。

♪窓の外の 月を見てる

良い意味で初期のミスチルを彷彿と
させるメロディーだった。
これは桜井和寿しか作れない。

そして当人曰く、これを歌うために
ものすごく練習したみたいだ。

もう確立されたポジションながら、
音楽と真摯に向き合ってるんだなぁ。

本当に円熟味を感じる一曲。

最近遠ざかってたけど、またミスチル
聴いていこうと思った。

[AL/SOUNDTRACKS 収録]

others

others

Parallel Universe/Marcus D&Shing02

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シアトルのトラックメイカーMarcus D
そしてMC Shing02の共演作品を一枚に
コンパイルしたCD
そこに新曲を加えている有り難さ。

ずっと欲しかった音源だったんだ。
特に今回紹介する曲が!!

十年前の2010年に発表された、両者
名義として初のコラボ曲。
Shing02が当時未成年だったMarcus D
を気に留めてて、会話して作られた。

どこかで耳にして「すごく良いな」と
思って数年して、やっとGetできた。

とにかくトラックは、ストリングスと
管楽器が中心となっていて、高級感ある
ラグジュアリーな仕上がり。
それだけなら、さほど何とも思わない。

けどMarcus Dの音は、そこに付随して
いろんな音が介在してるから、奥行きと
いうか厚みがあって印象に残るんだ。

英語詞のリリックだから理解に乏しい
けど、いろんな言葉遊びがある(らしい)
それはShing02の面白味だろな。

ラップは正にShing02節が炸裂してる。
抑揚の付け方が好きだな。

海外ではレコード盤しかリリース無く、
CDは日本流通のみらしい。

[AL/Copy Cats 収録]

Music Makes Me High/The Avalanches

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今年の秋に、嬉しいニュースがあった。

「2020年12月にアヴァランチーズが、
4年ぶりの新譜リリース」

その前が16年ほど作品の間が開てたから
4年でも短いスパンに思えた。

12月リリース発表と同時に嬉しかった
のがsuperorganismオロノが参加してる
ってことだ。いち日本人として誇りだ。

ちなみにオロノは、一曲目に収録の
『Ghost Story』という曲で、歌唱じゃなく話してる所をサンプリングされている。やっぱ抑え目な声が良いんだろな。

そのアルバムの中で一番フロア向きと
思えるダンスナンバーを紹介したい。

歌の部分のアプローチはファンクで、
それ以外はソウルを感じさせる様相。
リズムはかなり強めだ。

特にベース音がカッコいいんだな〜〜

二面性とまでは思わないけれど、
ファンクとダンスミュージックを上手く
融合させていると思う。

アヴァランチーズのセンス感じるのは、
人々の雑踏をサンプリングしてるって
所かな。
これでよりフロア向きさが倍増してる。

いつかライブ行きたいなぁ。

[AL/We Will Always Love You 収録]

©️Popcorn Love/Ken Yokoyama

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【愛すべきカバー曲WEEK】今回のトリ

今週はハイスタに始まり、Kenサンで
締めようと思っての実施だった。

原曲はBBQ CHIKENSだ。
KenサンがHi-STANDARD休止中に、
鳴らしてたパンクバンドで、本当に
衝動を感じるし、何よりパンクだった。
(大体の曲も短いし)
ライブではファンが暴徒化するし、
パンクの本質があったように思う。

つまり、それをKenサンはセルフカバー
したのが今回の曲。

ソロでの1st ALに収録されていて、
多分これ以降のセルフカバーは無かった
と思うな。そんな貴重な一曲。

とにかく導入がカッコいい。

まずドラムね!
すごく手数多いんだけど、丁寧さが
伝わってくるんだな。

そこにKenサンのカッティングした
ギターが上を滑っていく。
その流れのまま歌が始まって、一発目の
Popcorn Love‼︎
でフルに上げて行く。

そこからまたイントロを踏襲したような
間奏が入るんだけど、そこが好き。

BBQ CHIKENSより、あえて作り込む
アレンジにしてるね。

ソロツアーでのライブでこれ演奏した時
テンション上がったなぁ。

そんな思い出のセルフカバー曲。

[AL/The Cost Of My Freedom 収録]
原曲 -BBQ CHIKENS-

POPCORN LOVE

POPCORN LOVE

Ken Yokoyama ver.
Popcorn Love

Popcorn Love

©️The Singer Not The Song/Hazy Sour Cherry

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【愛すべきカバー曲WEEK】第四弾
今年何度も取り上げた大好きなバンド
Hazy Sour Cherryのカバーから。

元ネタはローリング・ストーンズで、
自分は聴いたことない曲だった。
60年代の初期ナンバーみたい。

激しいロックンロールとかじゃなくて、
抑え目なナンバーだ。
なんか歌詞重視なのかな?って思える。
(Lyric Video見たからか)

The singer not the songとは、
「大切なのは曲じゃなく、歌い手」って
意味らしい。
「これは歌い手の曲じゃない」って意味
かと勝手に思ったわ。

それを直訳せずに、Hazyっぽい解釈で
日本語カバーしたのが良かったんだ。

印象的なのは、ギターのJun氏が終始
ニゾンコーラスしてる点。
きっと当人が好きな曲で、カバーしたい
って言ったんだろなぁと推察できる。

結構それがボーカルTsuzumiの声と合う
なぁって思った。

あとタンバリンが欠かせないね。
楽しさを演出しているんだ。

今年何度も取り上げたバンドだけど、
ずっとHazy(ハジー)だと思ってた。
最近知って、ヘジーだった……

[AL/Tour De Tokyo 収録]
原曲 -The Rolling Stones-

Hazy Sour Cherry ver.

※最近直接リンク貼れない

©️FUJIYAMA MAMA/Petty Booka

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【愛すべきカバー曲WEEK】第三弾

20代の頃によく買ってたのは、コンピ
CDで、それらは今でも好きな音楽の礎になっている。

今回のCDは女性ボーカルバンドを集めたコンピ盤で、すごく良かったんだ。

その中で際立って好きな一曲。
一発で「これ古い歌のカバーだな」って
わかったから、余計に印象的。

原曲はアメリカのアーティストらしいが
オレはあえて原曲を、雪村いずみって
書き記したい。

1958年リリースながら、このカッコ良さは尋常じゃない。
籠もったようなスネア音と、しゃがれ声の雪村いずみが凄い。
この時代にしか出せない音がある。

♪Fu↑↑ジヤマヤマ Fu↑↑ジヤマヤマ
この音程高いFuが最高ね。

Petty Bookaとは1997年デビューの
女性デュオで、初期の2人から現在
5期目としてメンバーを変えながら
継続されて活動している。

今回のは多分、初期メンバーの2人。

ハワイアンなウクレレとカントリーを
上手く取り入れた演奏。

とにかく軽快で、ワクワクする音楽。
演奏してる2人が何とも楽しそうだ。

舌ったらずな英語詞と、凄く上手い
バイオリンの相性がたまらないんだ。

この選曲だけでもうPetty Booka
ハイセンスがわかる一曲。

[V.A/DON'T RAIN ON OUR PARADE
収録]
原曲 -雪村いずみ-

Petty Booka ver.