自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

©️スマイル/森七菜

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【愛すべきカバー曲WEEK】第二弾
ドラマ『3年A組』で知った女優の
森七菜が楽しげに歌うカバー曲。

一言で言うと「可愛い歌い方」だな。

オロナミンC』のCMで歌ってたのが
キッカケで、そこからフル尺で新たに
制作されたみたいなんだ。

面白いのは、それをプロデュースした
のが、原曲のホフディランなんだな。

そのホフディランの96年デビュー曲。

当時から一応には知ってはいたけど、
なんかエフェクト効いたような歌声が
独特で、あまり好んでは聴いてなかった
アーティストだった。

ただ森七菜のカバーを聴いて、
「あれ⁇このメロディー知ってるな」
って頭の片隅には存在してたんだ。

冒頭で言った「可愛い歌い方」ってのは
やっぱ一節ずつの歌い終わりの所。

♪いつでもスマイルしようね
こののトコとかがツボだ。

これを狙ってやってるのなら、
なかなかあざといね〜〜

人をハッピーにさせる歌い方。
なんか良いカバーだな。

[配信限定/スマイル 収録]
原曲 -ホフディラン-

森七菜 ver.

©️Pink Panther Theme/Hi-STANDARD

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【愛すべきカバー曲WEEK】

今年最期の定例企画。
とにかく敬意を感じる好きなカバー曲
を勝手に語る週。

Hi-STANDARDのアルバムで好きだった
のは、トラックの最後にボーナストラックが隠し収録されていたこと。

それが良い意味で、肩の力を抜いたような感じがする曲が多いんだ。

最新作『The Gift』にボーナストラック
無くて残念だったなぁ。

今回のは『ANGRY FIST』に収録された
ボーナストラックだ。

原曲は、ピンクパンサーのテーマ
一度は耳にした事あるんじゃないかな?
(特にドリフ世代)
60年代のアニメ映画ピンクパンサー
テーマ曲として世界中で有名。

それをパンクver.にして鳴らすのが、
Hi-STANDARDだ。
インストだから、演奏スキルが如実に
わかる仕上がり。

最初は、どんよりとした演奏で原曲に
近いような迫ってくる感じを表現して
くるのは、難波サンのベースだ。
この間ギターは裏打ちのリズムで、
ベースを引き立てている。

「ワァーー」と叫びが入ってギアを
フルに上げていく。

やっぱここでもベースがカッコいい。

結果、礎となる恒サンのドラムが最高。
ハイスタかっけーな、って思う。

世界一好きなバンドだもん。

[AL/ANGRY FIST 収録]
原曲

Hi-STANDARD ver.

A LOVE SONG/Hawaiian6

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名盤『SOULS』を締める一曲。

20代の頃に初めてコピーバンド結成
した時に、この曲だけは歌いたかった。

英語詞ながら、今でもソラで歌える。

このレビューサイトで何度か言ってるが
自分はメロディーや演奏重視の思考で、
歌詞とかは軽視しがちだ。
英語詞の曲なら、それは尚更に。

けど、Hawaiian6は別だ。
特に今回の曲は別格。

もちろんメロディーや曲展開は大好き。
それを踏まえて歌詞を紹介したい。

人生の糧…というか、単純にこうありたい、こう思われたいという指針的な
一文がサビにあるんだな。

♪I'm very much proud that
I was able to uplift your life.

(僕は あなたの人生に関われた事を、
とても誇りに思います)

その流れから、昨日レビューした
山口百恵さよならの向こう側』を

モチーフとしたような歌詞が入る。

Thank you for your strictness
(あなたの厳しさに ありがとう)
Thank you for your gentleness
(あなたの優しさに ありがとう)
Thank you for your smile
(あなたの笑顔に ありがとう)
Thank you for your way of life
(あなたの生き方に ありがとう)
Thank you for your everything

(あなたのすべてに ありがとう)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山口百恵さよならの向こう側
Thank you for your Kindness

Thank you for your tenderness

Thank you for your smile

Thank you for your love

Thank you for your everything
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そう。smileとeverythingはあえて
合わせているんだ。

最高だな。

ふと亡くなったお父さんを思い出した。
そんな一曲。

[AL/SOULS 収録]

Hawaiian6&Ken Yokoyama ver.

さよならの向こう側/山口百恵

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歌手・山口百恵の二面性を紐解く。

昨日レビューした『絶体絶命』と同じ
宇崎竜童が作曲した一曲。
明らかに二面性を演出している。

昭和の名曲って言っても過言じゃない。
山口百恵の楽曲で一番好きな歌。
しかもダントツで。

今でもCMなどで起用されている。

現役中最後にリリースされた曲で、
マイクを置くパフォーマンスで有名な
引退コンサートの最後に歌われた。
(この歌唱の後に、マイクを置いた)

6分を超える長尺のスローバラードで、
しっとり歌い始める山口百恵からは、
熟練された色気を歌声から感じる。

やはりメロディーの綺麗さが、とにかく
印象に残る。
どのパート取っても、サビに思える。
この構成たるや、宇崎竜童恐るべし。

英語交じりの歌だからか、感情を押し隠したような様相さえある。

どこ切り取っても好きなんだけど、
日本語詞から間髪入れず英語に入る所
♪知らせてくれたのも あなたでした
last song for you, last song for you.

この、あなたでしと、last
ほぼ同時なんだな。ここが昔から好き。

そして一番感じるのはファンへの感謝。

歌で感謝を伝えるって最高じゃん。

耳じゃなく、内面から歌が入ってくる
から、聴衆を魅了するんだろな。

後世に残していきたい名曲だ。

[e.p/さよならの向こう側 収録]

絶対絶命/山口百恵

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今日と明日で、山口百恵の二面性を
紐解いていきたいと思う。
まぁ紐解くほどの分析力なんて、
オレには無いから、あくまで主観でね。

共通させるのは、山口百恵&宇崎竜童
この二人の相乗効果がエグいんだ。
このタッグで一番有名な曲といえば、
やっぱこの曲だろう↓↓↓

プレイバック part 2

プレイバック part 2

  • 山口 百恵
  • J-Pop
  • ¥255
【静と動】が楽曲にあるとしたら、
今回のは"動"を主る一曲、
『This is 山口百恵しか歌えない歌』
それは間違いない。

一人の男を取り合う女同士の話。

「はっきりカタを付けてよ」
この連呼が印象的な歌。

その結末を、涙の深さでジャッジする
って、凄い大人な世界が見える。

それを歌い上げる、山口百恵の歌唱力。
修羅場なシチュエーションが、怒りにも
聴こえる歌で目に浮かぶんだ。

イムリーじゃないから断定できないけど、山口百恵はアイドルだったのか?

自分には極上の歌い手にしか思えない。

ちなみに、この時まだ10代。ひゃーー

[e.p/絶体絶命 収録]

Sunny Day Sunday/センチメンタル・バス

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なんか意識してなくても、急に数年前の
歌が脳内リピートする時がある。

それが、今回の歌。

20年くらい前の、男女二人組ユニット
センチメンタル・バスだ。
しかも、この曲しか知らない。

その脳内リピートしているフレーズ
「♪39度の とろけそうな日
炎天下の夢 Play Ball, Play Game!!」

なんで天気の悪い冬の時期という、
曲とマッチしない今になって、これが
よぎったのかは謎。

ただ、すごく明るい歌で好きだったのは
間違いないんだ。

アフロにしたパンキッシュな女の子の
ボーカルと、大太鼓を使った編成が
印象的だった。

多分、テーマが野球で応援歌としての
位置付けがあったからこそ大太鼓を
使ったんだろうな。
(バラードでは、とても使えない)

面白いのはアニメ『巨人の星』から
サンプリングしてたりする所ね。
硬派な野球が垣間見えたりするんだ。

でも自分の中では、やっぱこの曲は
ポカリスエットのCMってイメージが
どうしても強い。
(後藤理沙が可愛いかった)

まぁ野球とポカリスエットも合うから
いいんだろうけどね。

とにかくサビがキャッチーで好きな歌。

[Sg/Sunny Day Sunday 収録]

ポカリスエットCM ver.

Bewere/IZ*ONE

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今年の10月に日本語版のCDアルバム
リリースして、国内デビューしたのが
日韓併合ユニットのアイズワンだ。
『PRODUCE48』というオーディション番組を経て結成された12人。

何度かレビューした事あったけど、勢い
付けて紅白出場まで行って欲しかった
だけに、落選は残念かな。

その日本版アルバムのリード曲。
作詞は秋元康が書いている。

とにかく可愛い勢いが良い曲だね。
キャッチーだから、すごく覚えやすい。

音程を一瞬上げて歌うトコとか可愛いさ
を演出してるんじゃないかな。

歌以外のダンスパートとかは、正直
あまり気にしないんだけど、やっぱ
サビ前の「♪ゆっくりと〜接近中〜〜」
ここのガオガオポーズで迫ってくる所
なんか印象に残るんだよなぁ。

本当に個々が目立ってるね。
それとMVがAmazonのセールCMを
彷彿とさせる。(狙ってはないハズ)

一応、来年春までの期間限定ユニット
だけど、延長してほしいね。

[AL/Twelve 収録]