小沢健二のアルバムといえば『LIFE』だろう。
アナログレコード盤は中古でもプレ値となってるんだけど、それが8月に再販されるというニュースを最近知った。
けど、オレには「それじゃない感」があった。
レコード化してほしかったのは『LIFE』後に
リリースされた『球体の奏でる音楽』の方だった。
全編ジャズアレンジされた楽曲群で、トラック数も少なく、セールス的には散々だったアルバム。
けど、オレは小沢健二のアルバムで一番大好きなんだよな。
その中からの一曲。
ふんだんにジャズを盛り込んだコンセプト。
いろんな楽器が出てくるから大所帯なバンド編成なんだろうけど、スウィング•ジャズっぽい陽気さはそこまで出してない。
あくまで歌とジャズの融合を意としてるかな。
ただ、伴奏に徹してる訳じゃなく、しっかり演奏でハネる見どころも存在してるんだ。
それとやはり流れていくような歌のメロディが
小沢健二らしさ全開だね。
そんな中でも、しっかりメロの良さは感じられるのが良いね。遊び心を加えながらに。
改めて望む。
これをレコード化してくれ!!
[AL/球体の奏でる音楽 収録]