『最後のグループサウンズ(GS)』
と評されるキャプテンズ。
メロディなどは確かに古き良きGSを
継承しているが、演奏自体は現代版に
ブラッシュアップされてて、素直にロックバンドとしてカッコいいんだ。
決して色モノ的コミックバンドではない。
とは言え、もうリリースから20年近く経つんだな。
[マタドール=闘牛士]
正に演奏で、その闘牛士を表現してる。
そしてこの曲最大の見せ場はアウトロだ。
その前に前半パートは闘牛士の華麗さを
滑らかなギター中心で表す。
観客の歓声もマッチしてるね。
凄いのはサビでは歌詞を排除して、
重めの演奏と「ole!!」の掛け声だけにしてる部分。
そして長めになってるアウトロね。
ここからは演奏からの想像になる。
まず登場するのは闘牛士。
甘いマスクと機敏な動きで観客を魅了する。
その後に入ってくる闘牛。
この獰猛さをゴリゴリに歪んだベースソロで表現する。
そこが演奏の最大の見せ場。
マジでカッコいいベースソロなんだ。
闘牛士との決戦。
最後の「ole‼︎」で勝負アリ。
演奏で見た事ない闘牛を想像させられるってだけで、もうスキルが伺える。
本当に音もソリッドで大好きなんだ。
最高だよキャプテンズ!!
[AL/新世界 収録]