勝手に好きな音楽をレビューするサイト
始めてから、ずっと温めてた一曲。
多分、最初で最後のクラシックだ。
音楽は『広く浅く』
そして『詳しくないけどメッチャ好き』
この感覚のみぞ大事。
自分は、これ以上に綺麗な音楽を知らない。
そのくらい突き刺さった一曲。
唯一、クラシックのLPレコード所持。
クラシックファンの間では通称「マラ5」
と呼ばれる、マーラーの交響曲 第5番の第4楽章。
その名前が「アダージェット」
別名「愛の楽章」
重厚な弦楽器とハープが織りなすハーモニーが素晴らしいんだ。
けど、重厚な弦楽器と言っても入りの部分はとにかく優しい。
そして、どこか切なげ。
レクイエムのよう。
音楽に吸い寄せられるような旋律があり、
聴くことに没頭できるんだ。
弦楽器と綺麗なハープに酔ってると、
そのハープをかき消すようにバイオリンが
荒々しさを見せる。
そして一番高音になる所で鳥肌が立つ。
そこからの着地が綺麗すぎる。
いつか生演奏で聴いてみたい。
自己満で、このレコードを聴きながら
料理を作るのが好き。
恥ずかしいから一人の時に。
なんかワンランク上がった感あって。
作ってるの焼きそばとかだけど笑))
[LP/交響曲第5番 収録]