スコットランドのグラスゴー出身の
エレクトロバンドCHVRCHES(チャーチズ)
ジャケットに惹かれる『ジャケ買い』ってあるけど、グラスゴーとノルウェーのベルゲンのバンドは『地域買い』出来るってくらいにツボなアーティストが多い。
今年リリースされたコロナ禍に影響されたアルバムが良かった。
そのエレクトロの中で、時折「おっ‼︎」
って思うメロディや音があるから、
日本人でも受け入れやすいバンドなんじゃないかなって思う。
今回の一曲は、正にそれを感じたんだ。
まず一定の音を敷くようなベース音が、
昔ながらというか80年代のPOPSのような趣きを感じる音なんだけど、それ以外の音はとにかく洗練されているから、全く古く感じないし、逆に良いアクセントになっている。
そしてボーカルのローガン・メイベリー
の伸びやかな歌声ね。
途中そのボーカルが前面に来る部分があって、そこがすごくツボだった。
単純に歌が上手い。
気付いたらいろんな音が重なっていて、
バランスというか、ボーカルを包みこむような演奏に魅了されるんだ。
素晴らしいね、グラスゴーは。
[AL/Screen Violence 収録]