セオリーなんて度返しな変なバンドって、
なんかすごく好感が持てるんだな。
今回紹介する曲は、一言で表現するなら
「めっちゃ変な曲」
だけど、それがクセになってしまうんだ。
フランスの兄妹POPデュオで、このリリースは80年代みたい。
ネット情報だと、この歌はフランス国内で
広く慕われているらしいけど、
本当かな、、
もしフランス人に知り合いいるなら、
知ってるか訊いてみたいけど…いない。
掴み所のないメロディーって自分には
ツボなんだけど、この歌はそれを凌駕している。
よくこんな不可思議な音階を思いつくよなぁ〜
ある意味、変態的とも言える。
テキトーな鼻歌を昇華させていって、
一つの楽曲にしたみたいな感じかな。
ただ共存する気だるさとPOPさを塩梅は
素晴らしいものがあると思える。
「何だこりゃ?」から「もう一回」って
なり、いつの間にか口ずさんでしまう。
もちろん、謎の歌詞で。
この中毒性たるや、やっぱ凄い才能が
KAZEROにはあるんだろな。
こういう音楽と寄り添って生きていきたい。
[AL/Best of Kazero (Le meilleur des années 80) 収録]