多分『CROSS ROAD』でミスチルを知って
その後に一番聴いたアルバムがコレだ。
今はCD持ってるけど、中学生当時なんか
計3回くらいレンタルした記憶あるなぁ。
その名盤の、最後を飾る一曲。
この、片想いをテーマとしたバラードの中で
強烈に印象に残ってるフレーズがある。
年上女性に恋をしてる男が主人公。
「あの人の声 聞きたいのに 話す事はない」
これだよ!
この一文だけで、オレの中では芥川賞!!
ものすごい情景が浮かぶんだ。
メロディーもすごく綺麗で繊細だし、
本当に作詞/作曲した桜井和寿は凄い。
そして曲展開は至ってシンプルだし、演奏も
ストリングスとピアノのみ。
だからこそ、歌詞が自然に入ってきて
歌の世界観に没頭できるんだ。
これをバンドサウンドにしなかった編曲者の
小林武史も、やっぱ凄いんだな。
ミスチルを語る上で、欠かせないバラードに
世の的になっていないのが口惜しい‼︎
そして最後に歌詞の話に戻そう。
この年上女性に、恋焦がれる主人公。
実は一度キスしてるんだな。キャーーー‼︎
[AL/KIND OF LOVE 収録]