バイリンガルのラッパーMeisoと、
トラックメーカーMuzonoがタッグを組んだ。
食べ物に、その時期一番美味いとされる
『旬』があるように、このCDにも一番良く聴こえる時期がある。
それは夏だ。
今みたいな冬じゃない。
じゃあ冬の時期にレビューすんなよ‼︎
だって好きな曲なんだもん。
夏まで待てない。
フリースタイルのラップイベント
《B-BOY PARK》3連覇を果たしたKREVAの
後に優勝した"外人21瞑想"ことMeiso
ユルくも芯の通ったトラックメーカーであり
音楽プロデューサーであるMuzono
その二人名義での初アルバム作品。
リード曲であるこれがツボだった。
正にトラックはMuzonoらしいと言える
極上のチルアウト。
聴き手に情景を浮かばせるような音。
そこに落ち着いた様相のMeisoのラップ。
リリックもどこか文学的で、Meiso名義の
アルバムにはあまりない日本語と英語半々
くらいの内容になっている。
この人の声の重ね方が本当に好きなんだな。
夏だからといって、みんなでワイワイばかりじゃない。
一人で車を走らせる夏もある。
そんな時にオススメしたい一曲。
[AL/Sunshine and Coconut Water 収録]