自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

©️Theme of Love/Uyama Hiroto


『愛すべきカバー曲Week』今月のトリを務めるのは、満を持しての一曲。

原曲からいくと、植松伸夫というFinal Fantasyの音楽を多く担当してる作曲家の曲。

この曲はFinal Fantasy Ⅳ(スーファミ)内で
使われている。

特にストーリーに定評あるゲームの中で、
印象的なシーンで使われてたバラード。

小6の音楽の教科書にも載っている名曲。

そのFinal Fantasyシリーズを手掛けている
SQUAREがリリースしてるゲームの楽曲をチルアウト系にカバーしたアルバムに、今回紹介する一曲が収録されている。

チルアウトはざっくり言うと、聴いていて
リラックスできる電子音楽と言えよう。

この名曲をUyama Hirotoがカバーしたのだから、聴く前から期待値は高かった。

それを遥かに凌駕する仕上がりだった。

アルトサックス奏者でありながら、キーボディスト、そしてトラックメイカー。

いろんな側面を持つ彼の音楽の情熱が、
この一曲に全て込められていると思った。

とにかく全体に哀愁が漂うどころか、
溢れかえっている。

ものすごく切なくて、限りなく綺麗。

オーボエとアルトサックスで曲を構成し、
ストリングスで彩りを添える。

そしてイントロからのピアノ。

この中音域な音が、切なさを助長させる。

本当に音楽の美しさに卒倒しそうになる。

これを一人で演奏する宇山寛人に脱帽。

こういう音楽に出会えるから、いろんな
音楽を聴いていたいと思う。

[V.A/Chill SQ 収録]
原曲 -Final Fantasy Ⅳ(愛のテーマ)-

Uyama Hiroto ver.