数々のアーティストへの楽曲提供や、一度は聞いたことあるようなCM曲などを手掛ける音楽プロデューサー田中ユウスケが率いるクリエイター集団がQ;indiviだ。
決まったメンバーは固定しないスタイル。
確か地元タワーレコードで、エレクトロや
HOUSEミュージックを漁ってた時に知った
アーティストだった。
Q;indiviとしてのアルバムより、有名楽曲をカバーした『Celebration』シリーズが有名である。
とにかくタイアップの数がスゴい。
ゴリゴリ4つ打ちのHOUSEというよりも、
歌を際立たせるようなエレクトロって表現が合うと思う。
メンバーを固定しないユニットだけど、この
Q;indiviを一躍有名にしたのは、及川リンの
歌声だと自分は思う。
自分も初めてこのアルバムを聴いた時に、
こんな歌声持ったアーティストが埋もれてたのかと驚愕した。(大手avexだけど)
このアルバムではいろんなボーカリストが参加してるけど、やはり及川リンだけは抜きん出ている。
その歌声を一番堪能できたのは今回紹介する曲なんじゃないかな。
「本当に良い曲は冒頭10秒でわかる」
この持論を説明するのに、うってつけの曲。
それほどまでにイントロ無しの出だしが綺麗。
英語詞なんだけど、とにかく優しい。
突き刺さってくる優しさ。
曲調もメランコリックで、しっかりと世界観を持ったトラックが素晴らしい。
途中で出てくる鳥の鳴き声が、この曲を優しさを表現していて印象的だった。
2分に満たない曲だけど、間違いなく余韻に
浸れる一曲だ。
また、前述のCelebrationシリーズでは全部、
及川リンが歌を担当している。
友達にMix CD作る時は必ず入れる一曲。
[AL/ivy; 収録]