最近買ったMy Little LoverのセルフコンピCD
いわゆる"裏ベスト"って感じのアルバムが良かった。
曲目リスト見て、何曲か好きなの入ってたから
買ってみたんだけど、そこにあったライナーノーツ読みながらアルバム聴いたら余計に良く思えた。
やっぱスゲーわ、小林武史は。
今回レビューしたいのは、マイラバ後期の2002年リリースシングル曲。
ギターの藤井謙二が脱退して、小林武史とボーカルAKKOの2人体制になった時の曲。
当時は小林夫妻ユニットだったな。(後に離婚)
9.11テロを目の当たりにして作られたみたいなのと、往年のヒット路線を意識して作られた一曲。
それらは歌詞とメロに如実に現れている。
まずはメロの部分だ。
正にマイラバらしいメロディがある。
裏打ちのリズムでPOPさも表現している。
そんな軽快な雰囲気の中の歌詞は、注視すると
ネガティブな感じがある。
これは9.11の影響だろう。
♪ 新しい絵具で 街を描いたら
蛍光の色ばかり だけど明るくはないの
この冒頭のメロと歌詞が曲の全てを物語っているよう。
小林武史らしさが凝縮している。
これが90年代にリリースしてたら、もっと売れていたんだろうな〜〜
[AL/Self Collection -15 Currents- 収録]