大好きだからこそ、再レビューな回。
稀代の音楽プロデューサー小林武史と
Charaが中心となった伝説のバンド
YEN TOWN BAND
映画の中のバンドが実際にCDをリリースして大ヒットした。
90年代のカルチャー系な人達は、必ず
観てたといっていい映画だったな。
その20年越しの2016年にリリースされた
Newアルバムが良かったんだ。
とは言え、正直それとは知らずに行った
2017年のリリィシュシュとの対バンで
鳥肌が立った一曲が今回の歌なんだ。
フル尺のMV無いのが残念なくらいに、
全ての部分が儚くて切ない。
Charaの歌い方がそれを見せてくれる。
正に小林武史とCharaしか出せない
ハーモニーと歌がある。
全体的に起伏が少ないのに、こんなにも
響く歌をよく作れるなぁ。
それでいて、全然シンプルさは感じないのも驚きだ。
展開的にはBメロが無いのも特徴。
一般的にはBメロで落としてサビで上げる、みたいな手法が多いけど、そんな理屈はこの曲には無い。
間違いなく名曲Swallowtail Butterflyの
系譜を継ぐ一曲。
[LP/diverse journey 収録]