『粉雪』以前だけど、ヒットしまくった
シングル曲が沢山詰まったアルバムで、
本当にリリースを楽しみにしてた。
そして、そのシングル群よりアルバムのために書き下ろされた曲が素晴らしい事に通して聴くと気付くんだ。
前にレビューした、一曲目『春夏秋冬』
春夏秋冬/レミオロメン - 自己満的音楽生活ノススメ
もそうだけど、それと双璧をなすと思う
一曲を今回レビューしたい。
正に、レミオロメン藤巻亮太しか作れないメロディーと言えるね。
とにかく歌入りのキーが、低くて暗い。
歌詞もどこかネガティブな様相だけど、
少し聴こえる優しいオルガンの音が、
なんか暗くなりがちな部分を中和して
くれている。
プロデューサー小林武史の手腕かな⁇
曲調も歌詞もだんだん前向きになっていって、一番聴かせたいサビへ行く。
そして２回目のサビ終わり部分から、
新しいCメロへと移行する。
この部分が"藤巻亮太らしさ"だと思う。
レミオロメンの隠れた名曲の一つだ。
[AL/ether 収録]
