この前に片平里菜の『Come Back Home』を
レビューした流れで、この名盤と思える
1stをずっと車で聴いていた。
やっぱ良い作品だし、何より曲順の流れが
秀逸なんじゃないかなと思える。
このアルバムではいろんなアーティストと
コラボした楽曲が沢山あって、その中で
最高のバラードと思う一曲を紹介したい。
アレンジャーはHawaiian6ギターボーカルの
安野勇太である。
当人曰く「アレンジの元となる弾き語りを
聴いて、そのままでリリースした方がいいんじゃないかと思った」
そんな事をインタビューで語っていたくらい
メロディーが素晴らしい。
最初バンドサウンドにしようと模索した
結果、
ギターアンサンブルとシンセがメインな
演奏に行き着いたみたい。
ちなみにエレキギターは安野勇太で、
アコースティックギターは片平里菜だ。
個人的に片平里菜の好きな特徴である、
【風邪気味のような声】を堪能するには
うってつけの一曲じゃないかな。
そこから独特なファルセット(裏声)まで
音域の広さも堪能できる。
そして憂いを感じるアルペジオでの
曲の終わり方も素晴らしい!!
[AL/amazing sky 収録]