今、東京に住みたいとは思わないが、
東京住みの人を羨ましく思う時がある。
それはライブやイベントに行きたい時に
行けるという点だ。
大物アーティストが来日するとして、東京は
必ずツアーに入れる都市だ。
そして本日3月16日にオーストラリアの
アヴァランチーズが来日する。
しかも今回はクラブでのDJセットで。
これは本当に行きたかった。
けど、やはり郡山市からは気軽に行けない。
FUJI ROCKではバンドセットだったが、やはりアヴァランチーズの音楽をフルで堪能するにはフロアだろう。
聴き惚れた2016年リリースの2nd ALで
何が一番聴きたいか自問自答した。
その結果が、今回紹介する一曲である。
いろんな音や音源を紡いで一つの曲を
生成する、サンプリングという手法なんだけど、2000年リリースの1stよりもPOPさが増した印象。
そのアルバム内で最たるPOPさを感じたのが、
この一曲。
木管楽器を用いたトラックがとても優しくて、
ジョン・レノンばりに包容力のある男性が、
いろんな♪Harmony〜〜を聴かせてくれる。
そこのハーモニーが絶妙。
そして急にそのトラックでMCがラップ入れたり、いろんな音が増えたりしていく。
けど、それのどれもが優しくて、終盤に
少し顔を出してくれるフルートの音色を聴いたら、思わずニンマリしてしまう。
DJセットなら最後に入れて欲しい一曲。
[AL/WILD FLOWER 収録]