元Riddim Saunterボーカル"KC"こと田中啓史
ソロ2ndシングルとしてリリースされたのは、
絵本付きCDだった。
それが素晴らしい作品だったんだな。
まずもってRiddim Saunter時代、ボーカリストとしてベルを持つくらいで楽器を基本持たないスタイルだった。
作曲にも殆どタッチしていなかったハズ。
そんな彼が素晴らしい曲を作る能力もあったとはと驚いた。
長年シンガーソングライターやっていたかのよう。
この『絵本付きCD』って施策を1stではなく
2ndに持ってきた所に、懐の深さというか音楽家としてやっていく決意を感じた。
絵本の世界と合致した音楽。
童謡などではなく、絵本の世界感をそのまま
音楽で表現している。
一曲目のプロローグから、ストリングスで
神秘的に始まり、二曲目のパートでギターを
持った田中啓史が歌い始める。
「迷い込んだ森に、何があるんだろう?」
そんなワクワクを感じさせてくれる曲。
ソロになってからギターを特訓したらしいが、とても上手になってるな〜〜
ところどころで登場するハープの音が、すごくアクセントになっていて好きだ。
絵本の方は、絵本作家の相沢克人さんの
書き下ろし作品。
子供がいる人へのプレゼントなんかに最適なんじゃないかな。
ちとキザっぽいか…
[絵本付きSg/ひみつのもり 収録]