"ATCQ"ことA Tribe Called Questの2nd ALからの一曲。
1991年リリースだから、当時自分は小学生。
自分の中でスーファミ全盛期。
(今もミニスーファミやってるケド…)
もうHip-Hopのクラシック的アルバム。
とは言っても、自分がATCQに触れたのは
最近で、2016年にニュースで見たメンバー(Phife Dawg)の死からだった。
その2016年に数年ぶりにアルバムがリリースされて、そこには生前のPhifeも参加していた。
そのアルバムが、すごく好みだった。
そして過去作品を漁ってるうちに名盤の2ndに辿り着いた。
特にファンの間では1st・2nd・3rdどれが
名盤か意見が分かれるらしい。
自分はJazzを全面に取り入れたこの2ndが一番ツボかな。
30年近く前の音源ながら、古さを全く感じさせない。そこがHip-Hop界でクラシックと評される所以なのかな。
とにかく低音がブンブンなんだな。
ウッドベース的なベース音はサンプリング
なのかと思ったら生音で、ジャズベース界で
大御所とされているRon Carterというミュージシャンを客演に迎えているらしい。
2MCのQ-TipとPhifeの掛け合い、Ronのベース音それらを一番耳で堪能できたのが、今回紹介する曲だった。
とは言え、一番Jazz感薄い曲かも笑
この曲でもう一つ特筆するなら、スネア音
かもしれない。(一番高音のドラム)
中音域ながら、抜けが良い音なんだな。
もうオリジナルメンバーで再結成は出来なくなったけど、Phifeの死のニュースをたまたま見なかったら、ATCQと出会えなかったかもしれないと思うと複雑だ。
あと、2ndのジャケットも好きだったから
レコード盤で買った。
新品でもそんなに高くなく買えるから是非!
[2LP/THE LOW END THEORY 収録]