自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

©️ワインレッドの心/椎名林檎


【愛すべきカバー曲Week】第2弾は、
昨日レビューした、井上陽水がカバーした
椎名林檎の『カーネーション

そのアンサー的な、相互バージョンだ。
つまり、椎名林檎井上陽水をカバーした。

なんかこういう同郷の先輩後輩…素敵やん。

とは言え『ワインレッドの心』って安全地帯
の代名詞的な楽曲だけど、作詞は陽水なんだ。
(作曲は玉置浩二)

まず"ワインレッド"というカラーのイメージ
って、どこか情熱的な色って捉え方出来る
けど井上陽水は逆で、切ない雰囲気を
醸し出す色としている。
その表現が井上陽水のセンスなんだろう。

それを椎名林檎は、妖艶モードでカバーした。
そこに、井上陽水へのリスペクトを感じた。

うねるようなピアノと椎名林檎の歌。
特に歌の合間に挟む短い「Ah」という
フレーズで妖艶さを演出してる。

そして特筆すべきは、アコーディオンだ。

この音が、この楽曲の雰囲気にマッチしてる。
むしろ逆で、雰囲気をアコーディオン
作っていると言っても過言ではないかな。

玉置浩二も素晴らしい。
井上陽水も素晴らしい。
椎名林檎も素晴らしい。

結局、ワインレッドの心が素晴らしい。

[V.A/井上陽水 トリビュート 収録]
井上陽水 ver.

ワインレッドの心

ワインレッドの心

椎名林檎 ver.
ワインレッドの心

ワインレッドの心