藤井風なら完全に1stより2nd派。
この名盤でもミリオンセラーしないんだから、本当にCDに魅力が無くなってきてるんだろなとさえ思える。
当アルバムなら、どこ切り取っても名曲だと思えるのばっかなんだけど、やはり今回の一曲こそ素晴らしい楽曲だと断言できる。
実際にリリースから結構経ってから、
CMタイアップ付いたりしてる。
(何かの洗剤だったかな?)
藤井風の優しいハミングと、繊細な音の
オルガンのイントロでもう掴まされる。
そのオルガンが少しハネて歌唱が始まる。
ここまでのインタールードが完璧。
もうサビまで美メロの応酬。
歌詞のパーツが全て母音の「え」で終わっていて、それが全体のまとまりを演出している。
いろんな「え」の活用するなんて、他のアーティストでは聞いたことないな。
2回目のAメロあたりから、少し音程が上がっていく。
そこからどんどん感情を昂らせて歌い始める。
特に終盤のコーラスとシンセを前面に出してくるシーンは圧巻。
『静と動』のバランスが最高すぎる。
改めて素晴らしい楽曲だ。
[AL/LOVE ALL SERVE ALL 収録]