自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

リリー・マルレーン/加藤登紀子


昭和の名曲は沢山あれど、やっぱ自分が
好きなのは"艶っぽい"昭和の名曲なんだな。

寺尾聰ルビーの指輪』や越路吹雪の曲も
自分の中では、その部類に入る。
なんか鼻歌というか、ふと口ずさみたくなる。

加藤登紀子といえば『100万本のバラ』や
知床旅情』が有名だけど、やっぱ艶っぽさ
No.1ソングといえば『リリー・マルレーン

元々はドイツの軍隊歌らしく、Marlene Dietrichという歌手の曲。

一応原曲もチェックしたけど、やっぱ自分は
加藤登紀子ver.が好きかな〜〜

同じフレーズを繰り返すパターンの曲で、
最後に「リリーマルレーン〜〜」を2回
連続させて締める。

その音程を同じではなく1回目は高く、
2回目はしっとり低く歌う。
そこが歌い手の腕の見せ所じゃないかな。

それが加藤登紀子は、すごく綺麗なんだ。

歌詞は原文をそのまま日本語詞にしたわけじゃなく、加藤登紀子独自の解釈が盛り込まれた内容らしい。

ピアノ・ギターのシンプルな演奏構成かと
思いきや、途中からストリングス入れて
重厚感を演出してるね。

これを7inchレコードで持つのは完全に
自己満足だな。それでいいじゃん!!

[e.p/リリー・マルレーン 収録]
https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3/1136085391?i=1136085709&uo=4

愛のままを/カネコアヤノ


以前『lute』で発見した女性シンガーソングライターのカネコアヤノ。

気になってプロフィールみたら、影響された
アーティストにチャットモンチーがあって
(それは何となく理解できる)
それと『たま』もあって印象強かった。

『たま』の良さがわかる26才女性なんて
スゲー素敵やん!!って思った。

なんか、この人の声は人を惹きつける魅力
あるなぁって思ってたんだけど、先月リリースされた今回紹介する曲にヤラれた。

ドス黒さと透明さという両極にあるモノを
兼ね備えたような歌。

音源では、バンド編成になってオルガンや
歪んだギターをフューチャーしてるから
余計にそう思えるのかな?

と思いきや、下記リンクの弾き語りでも
しっかりと、それらを感じることができた。

そして、この曲の自分が好きな部分は
やっぱ転調の多さだな。

この流れから、そこ行くの⁉︎って展開に
ゾクゾクしてしまった。

それを間髪いれずに、ノンストップで
駆け抜けていく様には、潔ささえ感じる。

良い曲作るアーティストってのはアンテナ
張ってれば絶対引っかかってくるなぁ。

それが大事と思わせてくれたカネコアヤノ!

[Sg/愛のままを 収録]

MANIAC Ⅲ/NAMBA69


Hi-STANDRD難波サンのソロ名義から
始まったバンドがNAMBA69

「ナンバロック」と読むのかと思いきや、
「ナンバシックスティーナイン」らしい。

バンド編成と言っても、やっぱハイスタとは
全く別モノ(Kenサンも)だと思ってるから、
比べたりは基本しない主義。
だけど、コーラスの声が自分には合わないな
って印象が強かったバンドだった。

先週に地上波のフジテレビ系列でやってる
『Love Music』にNAMBA69が出演した。

事前からライブオーディエンスを公募で
募ってたから、それはわかってたんだけど、
そのNewアルバムからの曲というか演奏が
カッコよかった。

難波サンが歌えばエモにもなるし、メロコア
なんだけど、演奏はゴリゴリのハードコアで
メタルの要素も存分に披露してた。

デスボイス的なコーラスからギア入れて

間奏は本当に凄まじく、難波サンのソロバンドってより、ちゃんと筋の通った熟練のバンドって感じがした。

そして難波サンが歌えばまたメロディーが
活きてくる。

いかにカッコよく聞かせるか。
そんなバンドの意向が感じられる一曲。

[AL/CHANGES 収録]

Love Me Slowly/Ken Yokoyama


Hi-STANDRD活動休止してからリリース
された横山健さんのソロアルバム。

当時はメンバー不仲説は知ってたけど、
やっぱ健サンの初音源ってことで、メッチャ
聴いたなぁ。

今になって思うのは、やっぱこの時期に
ソロアルバム出すのは精神衛生上に必要
だったのかなと。

ただ、ハイスタ直系ばかりな曲だけでなく、
アコースティックなナンバーもあったりして
『ソロ』を楽しんでたのかとも思う。

今回紹介する曲もハイスタっぽくはない。

イントロからキーボードを前面に押し出した
POPソングって感じだ。

なんかその曲調が好きなんだな〜〜

ギター音も歪んでなくて、ブラッシングっぽく
シャカシャカした音なんだ。
多分、ギターのネック上で弾いてる。

サビが歌詞もメロディーも、とてもシンプル。

「ゆっくりやっていこう」という趣旨が
全体を包んでいる。
それを「Tu Tu Tu」というハミングを
挟んで上手く表現している。

そして、最後はキーボードとギターソロで
アウトロ的に見せ場を持ってくる。
この辺は、やっぱギタリストとしての
矜持を感じたな。

あんまライブで演らない曲だけど、
ずっと好きな一曲。

[AL/The Cost Of My Freedom 収録]

Love Me Slowly

Love Me Slowly

元気でやってるのかい?/イルリメ


"イルリメ"こと鴨田 潤とは何者なのか?

YOUR SONG IS GOODのJxJxがよく評する
「フリースタイルの天才」

なんか身内ノリで担いでるのかなと思ったけど、やっぱこの人すごいな〜〜

フリースタイルって言っても、相手を罵倒する
ような感じじゃないし、なんか言葉がどんどん出てきて巧みなんだな。
そこにちゃんと耳に残るフレーズを、
しっかりとブッこんでくる。

きっとゴリゴリにHip-Hopやってる人のからしたら、かなり亜流扱いだろう。
自身で作成してる今回紹介する曲のトラックもROCK寄りだしね。
でも、それでも刺さる人間はいるよ。

この曲調で実は亡くなった友人に向けて
作られたリリックなんだな。

ものすごく前向きで、なんか好き。
「案外くさるから心配なんだ」
このフレーズを出せた時点でイルリメ最高。
この一言で亡くなった友人とイルリメ
関係が伺い知れる。

サビでのコーラスには二階堂和美を迎えて
アクセント付けてるね。
個人的にMVよりも、ライブver.が好きだから
どっちもリンク貼っちゃおう。

[AL/イルリメ・ア・ゴーゴー 収録]
MV

ライブver.

世紀末の詩BGM/千住明


自分が一番好きなドラマは『世紀末の詩
野島伸司脚本作の最高傑作だと思ってる。

"愛"の存在を否定する教授(山崎努)と、
"愛"はあると信じるフィアンセに逃げられた
男(竹野内豊)が同居し、いろんな価値観に
遭遇していく話。

自分にとって一番の失恋ソングになった
John Lennon『LOVE』もこのドラマが
キッカケだった。
そのJohn Lennonの影響か、DVD化されていないけど、CSではたまに再放送している。
(YouTubeでグレーな感じで全話見れるが)

ドラマ全体を陰と陽で言ったら8:2くらいで
人間の本質をあぶり出した内容。

それを上手く表現しているのがBGMだ。

ドラマサントラCDを欲しいと思ったのは、
これが最初で最期だったな。

全部じゃないけど、作曲者が千住明
バイオリン演奏が、娘の千住真理子なんだな。

下記リンクの説明文の中に曲目リストあるが、
どれも聴くとドラマの一部分が頭をよぎってくるんだけど、やっぱ最後にある
『The Last Song』が好きかな。

明るいとか暗いとかではなく、とにかく
綺麗なんだ。

なんか全てを包み込むように、何もかも
肯定してくれているかのよう。

やっぱ曲だけじゃなく、ドラマとリンク
させて聞いて欲しいBGM群だ。

[AL/世紀末の詩 サウンドトラック 収録]

Give Me Love/chelmico


大好きなchelmicoインディーズ盤から。

つか爽健美茶のCMで、もっと爆発的に
売れてほしかったな。
クラブシーンから紅白出場くらいまで
突き抜けろ!!みたいな。

初めてchelmicoに触れたアルバムで、
冒頭のバースでRechelが、ふと気に入った
男性に声をかけようかとMAMIKOに持ちかける
そんな二人のやりとりから、ラップバースに
移行するって少し変わった曲。
この逆ナンが上手くいったかは謎のまま。

少し変わったで言えば、トラックもそう。

リズムパターンはものすごく軽めというか
チャラい感じなんだけど、ベースラインと
ピアノはものすごくJazzしている。

このJazz感が重くなると、なんかchelmicoの良いトコが出せない気がするが、リズムを軽めにすることで、上手く個性的なラッパー2人を表現できてるんじゃないかな。

やっぱラップって、耳に残るフレーズを
言えたモン勝ち!みたいなトコはあると思っていて、例えばZeebraの「俺は東京生まれHip-Hop育ち」とか。

それ程じゃないけど、Rechelの
「テレビもねぇ、ラジオもねぇ、おまけにここにはルールがねぇ」ってリリックはなんか印象強いな。
それだけでセンス感じた。

出るまでなってほしいな…紅白に。

[AL/CHELMICO 収録]