
KinKi Kidsが無双してた1998年リリースの一曲。
堂本剛が主演の同名のドラマ主題歌で、壮大な
バラードで当時から漠然と「良い曲だな」って思ってた。
そんな折に、"KinKi Kidsの楽曲がサブスク解禁"とのニュースを知り、改めてCDを聴いたらメッチャ良かったんだ。
リリース当時には気づけなかった部分が特に。
それはイントロのピアノだ。
重めなドラマの内容、楽曲を雰囲気はもう知ってる状態だからこそ、すごく響いて来たし、こんなにもピッタリなイントロあるんだなと感心させられた。
30秒のイントロの中で、同じフレーズを2回繰り返す部分がある。
それが儚さを演出してるよう。
編曲者は新川 博さんという人。
この方の手腕は、最後のサビ前にも発揮される。
中盤で2回サビを繰り返した後に、少し入りとオケを壮大にしながらも、イントロのピアノをもう一回出してくる。
「この美メロだもん多用したくなるよな〜」
なんて思ってピアノのフレーズを聴いてると、
途中からピアノの主旋律がシンセっぽい音に変わって、その後ろをピアノが鳴ってるようなアレンジになる。
 
マジかよ。
これは人の葛藤を表現してるのか?
すごいアレンジするんだな。
KinKi Kidsの2人がどうこうよりも、新川 博さんが気になってしまった名曲。
[Sg/全部だきしめて 収録]