YouTubeやストリーミングによって音楽を
聴く環境も変わってきて、リリース形態も
多岐にわたるようになった昨今。
あるニュース見てビックリしたことがある。
『音源を有料化しないアーティストが、
グラミー賞を受賞(2017年)』
→最優秀新人賞
→最優秀ラップ・アルバム賞
→最優秀ラップ・パフォーマンス賞
それがチャンス・ザ・ラッパーだった。
アメリカのシカゴ出身の26才。
一つのレーベルに所属しなかったり、有料で
音源リリースしなかったり、正に今の時代
ならではの活動をしている。
それで淘汰されるのではなく、ジャスティン・
ビーバーの客演に参加したりして、知名度を
バリバリ上げて行ってのグラミー受賞だ。
そのチャンス・ザ・ラッパーが今月に
アルバムを発表した。
その作品の、挨拶代わりとなる冒頭一曲目で
ヤラれてしまった。
クラシカルというより、都会的なトラックに
まず耳が行き、そこからまくし立てるような
早口ラップを披露していく。
そこからキーを一気に上げたラップに移行
するんだけど、トラックはそのまま落ち着いた様相のままで、少し経ってからトラックもギアを上げていく。
このラップとトラックのノリをリンクさせない手法には脱帽した。
類い稀なセンスを感じたね。
そしてメッチャCD欲しいのに、調べたら
ストリーミングでしか販売されてない。(多分)
買うからCDでリリースしてくれ!!
[配信限定?/THE BIG DAY 収録]