HUSKING BEEが2017年にリリースした
CDに収録された一曲。
往年の名曲『By Chance』のセルフカバー
なんだけど、客演にMOROHAを迎えての作品となっている。
まずMOROHAとは、二人組ユニットで
・アフロ(ラップ)
・UK(アコギ)
いわゆるHip-Hop的なラップではなく、
自分の感情をそのままリリックに乗せている。
そもそもバッキングがアコギ一本だし、
その構成だから、より叙情的に聞こえる。
売り方次第で、紅白にも出た竹原ピストル
みたいにも化けるんじゃないかと思う。
高校時代からHUSKING BEEフリークだった
アフロが、対バンを経て実現したコラボ曲。
曲の良さは折り紙付きながら、HUSKING BEEのパンキッシュな演奏と、対をなすようなアコギの音色がすごくマッチしている。
アフロの感情的な語りから入るこの曲は、そのMOROHAパートから録って、そこからHUSKING BEEの面々が重なる手法と取ったらしく、ボーカル磯部の歌がMOROHAのラップを包み込むようにも聞こえる。
そしてやっば曲構成が素晴らしいなと思う。
最後に大サビ持ってくる展開ね。
HUSKING BEEファンなら、みんな好きな
『By Chance』だから、このアレンジを受け入れにくい人もいると思う。
けど、自分は良かったと思える一曲。
[mini AL/Stay in Touch 収録]