自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

Ⓦ未来へ/Kiroro


【好きな女性デュオ曲Week】この企画の
トリはKiroroって最初から決めてた。

沖縄出身の高校同級生2人組だ。

玉城千春(ボーカル)
金城綾乃(ピアノ・キーボード)

紅白に二度出場したり、国民的な人気を
持ったKiroroだけど、この人達こそ正に
『歌の力で売れた』ユニットだと思う。
ソングライティングから歌唱まで、音楽で
売れていく要素が詰まった二人だ。
ビジュアル先行じゃない分、余計に歌が
入ってくる(と言ったら語弊あるかな)

とりわけ自分は今回紹介する曲が大好きだ。
しかもズバ抜けて。

玉城千春の歌唱力というか、人を惹きつける
歌声には定評あったけど、この曲のサビ前の
♪その優しさを 時には嫌がり〜〜
ここをサビ以上に感情込めて歌うトコに
鳥肌が立った。

母を想う歌詞の流れに、あえて反抗する
この一文があるからこそ、この歌を感動的に
演出している。

母を想うのも、それに一時反抗するのも全て
自分だし、どちらも本音だと思えた。

普通サビが一番印象強いのかもしれないけど、自分はそこにある。

感情込めて表現できるのは玉城千春のみ。
カバーしてる人もいるけど、唯一無二な曲。

今週の企画を振り返ると、あんま男性デュオ
に興味沸かない自分を認識した。

次も女性デュオの形態を追っていこう!

[AL/キロロの一番イイ歌集めました 収録]

Ⓦ宇宙をあげる/赤頬思春期


【好きな女性デュオ曲Week】第四弾は
韓国でブレイクし、日本デビューも果たした
最近好きなアーティストを紹介。

韓国ではBolbbalgan4(略してBol4)という
名前で活動しているんだけど、日本デビュー
した際の名前が『赤頬思春期』

*アン・ジヨン
*ウ・ジユン

の2人組ユニットだ。
作詞/作曲にも関わっている。

確かに思春期は頬を赤らめることもあるけど
ものすごい当て字だなと思った。

それはさておき、韓国のアーティストが
日本デビュー(リリース)すると日本語で
歌い直すのが通例みたいになってるけど、
韓国デビューからのファンは、その日本語詞に
違和感を感じることが多いと思う。

けど、赤頬思春期(Bol4でいいかな…)は
日本語にしたことが、功を奏したケースなんじゃないかなと思える仕上がり。

若干拙い日本語だけど、歌の優しい雰囲気と
相まって、逆にそれが良く聞こえる。

ただ高音で歌うトコはすごく伸びやかで
得意なんだろなと思う。

個人的にはサビ途中(下記リンク1:05〜)の
音程が段階的に落ちていくアレンジが
大好きなんだな。
そのサビからラップパートに入った時に
「あっオレ好きだわ」と確信した。

もっと日本で認知してほしいなBol4!!

[AL/RED PLANET(JAPAN EDITION) 収録]

ⓌBABY BABY/メトロトリップ


【好きな女性デュオ曲Week】第三弾は
メトロトリップだ〜〜超好きな2人組!

どのサイトにも試聴なかったんだけど、
弘田三枝子『砂に消えた涙』のカバーを
聴いて、一発でメトロトリップの虜になった。
(以前、その矢沢永吉ver.をレビューしたのは
コチラからドーゾ↓↓)
©️砂に消えた涙/矢沢永吉 - 自己満的音楽生活ノススメ

とにかくメトロトリップの魅力は、青木多果の
歌声と、日野友花の歌詞の世界観だ。

サビから入るこの曲は、最初すごく優しく
高音で歌い始め、Aメロになると急に
落ち着いた雰囲気になる。
そのギャップというかメリハリがすごく
良いバランスなんだな。
やっぱ青木多果の声質は唯一無二だなと。
よく聴くと、ボーカルテイクをオーバー
ダビングして声を重ねることで、
フワっとしたエフェクト感を演出している。

全編ではなく、要所でフルート入れてるから
優しい演奏で聴き心地が良い。

そして、この曲最大の見せ場は日野友花の
歌詞の一文だ。

友達以上 恋人未満でも キスしていいでしょ

ギャーーーー!!
CDの帯にも、これと同じ一文がある。
もしかしてメトロトリップのテーマか⁈
とんでもねぇユニットだな…恐ろしや。

とにかく大好きメトロトリップ〜〜

[AL/月とドライブ 収録]

ⓌUFO/ピンク・レディー


【好きな女性デュオ曲Week】第二弾は、
正に先駆者といえるピンク・レディー!!

ミー&ケイの2人組が、お茶の間を沸かし
自身最大のヒット曲となった歌。

昭和を代表する一曲と言っても、過言では
ないと言えるし、国民的ソングだ。
ダンスも真似しやすく、社会現象までなった。

"宇宙人と地球人の恋"という壮大すぎる
テーマの歌詞は大作詞家、阿久悠の仕事ね。
♪地球の男に 飽きたところよ
これでサビを締めるのを、よく思いつくわ。

それと改めて感心するのは曲の構成だ。
冒頭一発目の「UFO〜」
このフレーズが一番印象的だし、曲中に
何回か出てくるワードなんだけど、この
部分がもし無かったと仮定しても十分に
ヒットした歌だと思う。
適当なイントロ付けて、Aメロ→Bメロ→サビ
みたいな感じでも。

ただ上記の「UFO〜」かあるから
爆発的にヒットしたんだとも思える。
ここの振り付けも最高だしね。

カバーやCMアレンジなどされて、平成から
令和になっても重宝される一曲だ。

ちなみに2014年docomoのCMで、すみれ&
高橋ユウ出演のやつでベースKenKenの
演奏がヤバかったから、それも載せよ〜〜

[e.p/UFO 収録]

2014年docomo CM ver.

ⓌSwitch/chelmico


令和一発目の新企画〜〜

題して【好きな女性デュオ曲Week‼︎

女性2人組ユニットに特化してレビューする
一週間ね!(ⓌはWomen's Duoの頭文字)

昔から、この女性2人組って形態がなんか
好きで、売れて仲違いする危うさもあって
つい気になってしまう。

このレビューサイトで何回も登場してる
chelmicoが、今年8月にNewアルバムを
リリースするという情報と共に発表された
リード曲がchelmico節全開だったんだ。

まずサビから入るんだけど、とにかく
キャッチーなノリとメロディー!!

メジャーデビューしてCMオファー殺到
してるんだから、こんくらい明るい曲で
全然OKだと思う。
Dopeなのはソロでやればいいし。

彼女たちも敬愛するRIP SLYME無き今、
彼等の系譜を継ぐのは間違いなくchelmicoだ。

肩書はフィメールラッパーだから、やはり
中盤からのラップパートは圧巻だ。

Mamicoはラップより歌に重きを置いてる
感じしたけど、MamicoがRechellを引っ張ってラップに移行するのが印象的だった。

聴いてる人をHAPPYにできる一曲だ。

[配信限定Sg/Switch 収録]

Mine/LEVEN KALI


DJ TA-1がSpotfiyでプッシュしてたCDが
すごく良かったんだな〜〜

それがLeven Kaliというアーティストだ。

アメリカのカリフォルニア州サンタモニカを
拠点に活動するシンガーソングライターで、
音楽プロデューサーでもある彼。

DJ TA-1が「未来のソウル」と評するだけ
あって、ソウルやファンクを現代の音楽
合わせて昇華させたような音を表現する。

中音域に特徴のある歌声がオレ好みで、
コーラスとの掛け合いにハマってしまう。
そのコーラスに女性のゴスペル隊みたいなの
使っているから、すごく奥行きが出てる。
タイトルの"Mine"という単語が、良い
アクセントになってるね。

セルフプロデュースなのか、途中で自分の
ボーカルにエフェクト入れて浮遊感も
表現している。

そして、転調しまくっていろんなトコに
行っちゃうメロディーもツボなんだな。

あと特徴的なのはシンセベースだ。
なんか、ものすごく不規則なんだ。
それにセンス無いと違和感になっちゃうけど
この曲はそうなってなく、実に心地よい。

作業用BGMにもオススメなアルバムだ。

[AL/LOW TIDE 収録]

心は/片平里菜


この前に片平里菜の『Come Back Home』を
レビューした流れで、この名盤と思える
1stをずっと車で聴いていた。

やっぱ良い作品だし、何より曲順の流れが
秀逸なんじゃないかなと思える。

このアルバムではいろんなアーティストと
コラボした楽曲が沢山あって、その中で
最高のバラードと思う一曲を紹介したい。

アレンジャーはHawaiian6ギターボーカルの
安野勇太である。

当人曰く「アレンジの元となる弾き語りを
聴いて、そのままでリリースした方がいいんじゃないかと思った」
そんな事をインタビューで語っていたくらい
メロディーが素晴らしい。

最初バンドサウンドにしようと模索した
結果、
ギターアンサンブルとシンセがメインな
演奏に行き着いたみたい。

ちなみにエレキギターは安野勇太で、
アコースティックギター片平里菜だ。

個人的に片平里菜の好きな特徴である、
【風邪気味のような声】を堪能するには
うってつけの一曲じゃないかな。

そこから独特なファルセット(裏声)まで
音域の広さも堪能できる。

そして憂いを感じるアルペジオでの
曲の終わり方も素晴らしい!!

[AL/amazing sky 収録]

心は

心は