唯一「馴染み」と言える店に飾ってある
MILES DAVISのレコードジャケット
当人がトランペットを吹いてるジャケットだったから、トランペット奏者なんだろうなってのはわかった。
こっそり調べて、聴いてみたんだ。
その中で気に入った曲をレビューしよ。
遺作となったアルバムからで、最期に
フューチャーしたのはHip Hopだ。
トラックが特に印象的で、金属音が
すごい主張してくるドラムなんだ。
それがループしてる上で、MILES DAVIS
のトランペットは、メロディーを奏でる
というより、思いのまま自由にトランペットを吹いてるって感覚で聴こえる。
そのトランペットが入る部分を注視すると、薄っすら鍵盤が入ってるのがわかるんだけど、この音が無機質なドラム音と
トランペットを繋いでるように思う。
長くトラックインストが続いて、終始
こんな感じなのかと思わせた中盤から
ラップが入ってくる。
満を持して感があまり無く、自然だ。
主張してこないのが、なんか良いね。
あくまで主役はトラックなんだな。
世界中のDJにサンプリングされている
一曲みたいだ。
[AL/doo-bop 収録]