自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

僕は今日も/Vaundy

f:id:curva-nord:20200918105247j:plain
このレビューサイトやる上で意識して
るのがあって、
【あまり他のアーティストに例えない】

宇多田ヒカルとかドリカムとか、国民的
な人ならともかく、知らないアーティストに例えられると自分が萎えるから。
(その例えから音楽の幅が広がる事が
あるのも確かだけど)
そんなオレの薄いポリシーなんて無意味
なくらい素晴らしいアルバムなんだ。

このVaundyの1stにあるのはSuchmosだったり、Official髭男dismだったり、RADWIMPSだったり、King Gnuなど
今をときめく人達の要素の良いトコ取り
みたいなアルバムなんだ。
つまり、楽曲毎にアプローチが違う。

それを一人で表現する非凡な才能。

今回紹介する曲は、RADWIMPS
そのまま映画のタイアップで使えそうな
一曲なんだ。

否定と肯定が混ざり合ったような年頃の
主人公の内面と、それを全て歌に託す
力強さを表現している。

サビで少し肯定的になる部分への布石が
尺の長いBメロに詰まっている。
サビより長くて、曲の中で一番幻想的な
メロディーが、このBメロだ。
これがあるからサビが活きてる。

詩人でもあるのか?Vaundyは。
将来が楽しみな十代のアーティストだ。
もっと認知されてくれ。

[AL/storobo 収録]