これぞ名曲‼︎って思う素晴らしい歌。
耳へのご褒美。
これはセルフ・プロデュース曲らしく、
歌詞はSalyu自ら書いている。
今週のレビューの流れで、作曲は小林武史
かと思わせておいて、この曲は違うんだな。
作曲家の松本良善って人が手掛けてる。
歌い手としてのSalyuは、もう彼女しかない
非凡な歌声持ってるけど、作詞家としても
素晴らしい才能を持っている。
個人的に作詞家としての"素晴らしい才能"
って具体的には"耳に残るフレーズ"を、
いかに印象付けられるか？だと思う。
Zeebraの♪オレは東京生まれHIP HOP育ち
みたいな。
今回の曲で、そう思えるのは２回目のBメロ
♪それぞれの想いで 同じ唄を愛した
って一文かな。この歌の情景が凝縮されてる。
そして作曲家の松本良善のメロディーね。
特に、このサビの前向き感。
歌詞でポジティブさを出すのは容易だし、
明るい曲にすれば必然と前向きな感じになる。
けど、このそこまで明るくなってない
メロディーで、ここまで前向きさを出す
って手法にヤラれた。
この人を調べたら、中島美嘉『雪の華』の
作曲者だったんだ。なんか納得。
それと、もう一つ好きな部分があってサビの
中で、あえて浮いて見せる"記憶"って
部分の歌い方とタメ方。
ここを意識して聴いてほしい。
DSソフト『レイトン教授と悪魔の箱』のエンディング曲だったらしく、そのゲーム
内容がすこぶる評価良くて、クリア後に
この曲聴くと最高らしいから、押入れから
DS引っ張って来て、ソフト買ってやろ。
[Sg/iris ~幸せの箱~ 収録]
MV
ライブ ver. (これ最高)
